ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

オリーブの丘 食レポ

ちょっと仕事が忙しくて映画レビュー更新すらままならなくなってきたわ。一旦不定期更新に切り替えるわよ。久々の更新は食レポよ。

友人がオリーブの丘に行こうとか言い出したのよ。オリーブの丘っていうのはお店の名前で、サイゼリヤの上位互換的な位置づけらしい。この友人はそういうコスパがいい店とかを好んで行くんだけど、私からしたらそんな店みんな行きたがるから混んでるじゃん、それが嫌なのよ。んで16時台に食べ始めるなら行ってもいいよって条件にして行ってきたわ。

オリーブの丘 外観

オリーブの丘は超希少チェーン店で、私たちが最も行きやすい場所でさえも志村坂上という聞いたことのない駅にある。わざわざこのために電車を乗り継いでやってきた。これで不味かったら許されないわ。

いざ入ると、外観も中もファミレスなのよね。座席が4~6人くらい座れるボックス席で、かなりゆったりしていて好感触。

いわし

いわしのマリネみたいなやつが運ばれてきた。これは魚がとても青々として美味しそうだったのね。食べてみたらやっぱり美味しくて、これが一番気に入ったわ。こんど来店したときは1人1皿食べようということに。

ピザ

次にピザね。クワトロフォルマッジのピザ。はちみつがたっぷりで余るくらいついてくるのも好感触。生地が薄くてパリパリで、チーズのピザだけど重すぎなくて生地と呼応していて素晴らしいわ。

フリコ

つぎにフリコ。これサイゼリヤにも似たようなメニューがあって好きだったのにすぐなくなっちゃった。マッシュポテトとチーズをオーブンでアレしたやつなのよ(雑)。ただ、ベーコンがついてきてしまったのが残念ね。ベーコン避けて食べたんだけど、ベーコンの味というかにおいが侵食してきとる。なんでのせたんだベーコンなんか。

イカスミパスタ

んでイカスミのスパゲッティ。サイゼリヤのやつよりも麺が細めで私の好み。これも美味だったわ。イカに少し濃い目にスミがからんでるところとかは贅沢な味がするわね。

食い物と間違えられたモバイルアプリ

ここまで出てくるものがあまりにもうまいからメニューに載っていたモバイルアプリの画面も食い物だと勘違いしたのよ。なんかパイ生地の軽食に見えるのよ写真だと。

豚肉のアレ

あとなんか店の中で一番高額(それでも1000円いかない)と思しき豚肉の焼いたやつ(雑)。味付けという範疇ではなく、肉の臭みを消す役割としてのスパイスの分量という感じで、かなりスパイス優勢な味なんだけど、それがソースとからんでいいお味になっている。これはお店でしか食べられない味だわね。すごく現地料理を食べてるような情緒がある(渡航経験ないけど)。

プリン

あとデザートのプリン。かため。ロボットのワゴンがあちこちのテーブルにプリンを運んでてワゴンの上でプリンがプルプルと動いてるのを見てたのよ。これも極端に甘くなくて、カラメルとたまごの古き良きプリンって感じだわね。ちょっと生クリームが多いかなとは思うものの美味しかったわ。

散々食べて酒を飲んだ私はお手洗いへ。 お手洗いは女子は2つで、個室の中まで壁に絵が書いてあるのよ。気の抜けたイタリアを象徴するモチーフが並んでてpizzaとか書いてある。なぜか仮面を被った人の顔まで書いてある。今思えばベネチアのお祭りのやつなんだけどなんかサンバのアレみたいだなと当時感じたのよ。サンバマスク仮面(仮称)に見られながら用を足すのはちょっと落ち着かない。

サンバマスク仮面(仮称)

16時台に食べ始めたのが正解で、もう17時からお客さんがバンバン入り始めて18時台には行列よ。志村坂上に電車を乗り継いでやってくる価値があるかと言うと、なんと、いわしを食べにまた来てもいいかなと思うくらいにはいわしが特に美味しかったのね。来る価値あるわ。ほかもレベル高いからまた行ってもいいわ。オリーブの丘恐るべし。ごきげんよう~

↓私はベーコンが嫌いなのよ

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伝える力に問題アリ「レンフィールド」

なんか主人公レンフィールドの境遇を説明されたんだけどよくわからんのよね。こいつの種族すらよくわからんし。言葉で説明してんのにちゃんと伝わってこないあたりこの映画に不安を感じる。

レンフィールド (吹替版)

お気に入りの俳優、オークワフィナが警官役で出ていることは評価できるわ。出演作のジャックポット!(普通の映画判定)は優れた映画ではないが、主人公2人の俳優としての力がものすごかったのよ。オークワフィナの骨太の喋りとガッツは強い印象をもたらしたわ。でも好きな俳優が出ただけで評価することは出来ないわね。

強いて言うなら背景はまずまず。ろうそくとか教会とか、部屋の中であってもお金かけてそれっぽく準備しているのかなという印象で、退屈しにくいように仕上げているのを感じる。まあドラキュラものだからある程度ファンタジーを感じさせているというところ。

ドラキュラ伯爵の話が土台になってるらしいけど、この映画がどれだけアレンジをしているかがわからない。プロットは安易で、 とりあえずドラキュラとマフィアが登場して手を組んで主人公に襲いかかるようになる。警官と手を組んで戦っていくのよ。主人公はドラキュラにこき使われていて抑圧された感じがあって、教会の悩み相談会に通っている。

個人的ダメハイライトはこれ。主人公の上長であるドラキュラ伯爵の台詞が長いんだけど、喋りが長い割に大したこと言ってないのよ。1000年くらい生きてるんだろうからもうちょっと知性のあることを言ってほしいわね。ドラキュラものの映画として見るにも、ここが甘くて没入できない。

あとアクションシーンがあるんだけど、血とか欠損とかがカジュアルに描かれている。でもグロテスクであることは手段であって、その先に表現したいものがあるはずなのよ。ヘル・レイザー(良作判定)のように人間をワイヤーと釣り針で制裁しているからこの部品が飛び散ってこのように欠損する、といったようなアレが見えてこない。ただ飛び散っていればいいというものではない。

ドラキュラ伯爵が警官を懐柔しようとするシーンがあるんだけど、話術がぜんぜんないからこのシーンに盛り上がりが出ないのよね。「こんな誘われ方したらなびいちゃうよね」というのを振り切って戦ってこそなのに。

この映画には主人公が抑圧から解放されるみたいな意味合いがあるのよ。最終的にドラキュラを暴力的にバラバラにするんだけど、これって、いままで悩んで教会でみんなで輪になって平和的に人生相談していたことを踏まえつつ最終的に暴力で解決することになるのよね。ここはちゃんと作り込めば視聴者が勝手に深い意味を見出して喜ぶ知的なポイントのはずなのよ。ところが、冒頭の状況を伝える力とか、セリフとか、そういう言葉が関係する場所がダメなのよねこの映画。だからただの暴力映画みたいにうつってしまう。なんか雑に言っちゃうと「ドラキュラ映画なんだから血がいっぱい出てりゃいいだろ」みたいな魂胆を感じるわ。

最終的に巻き添えになった罪のない人はドラキュラの血で蘇らせたけど副作用とか無いのかとか疑問に持ってしまう。つまり無茶な設定を押し通すパワーもこの映画にはない。しかも暴力映画として見ると結局ロボコップ(傑作・怪作判定)と比べることになるからなあ…。ただ、ちゃんと最後まで映画を見る程度には映画の形をしているかなという印象。これは普通の映画(★★☆☆)だわね。やっぱり伝える力に問題があるんだわ。ごきげんよう~

↓映画はすごくないが俳優がすごい

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↓暴力映画の頂点

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↓引き合いに出された映画

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演出のせいで中盤までもたない「透明人間」

冒頭を見て気づいたのが、優れたところがないのよこの映画。カメラワークも中~遠景くらいの距離感が多いんだが何を見せたいのかわからない。かといって近くで演者の顔を映していてもなにか優れた表現があるわけじゃない。遠景うつすんだったら広さとか孤独とかがわかるようにすべきよ。

透明人間

最初の緊張感があるシーンかつ私がこの映画を見限ったシーンは車のガラスを割って男が追いかけてくるシーンね。車の中にただカメラおいてるだけでアングルになんの工夫もないから恐ろしさも狂気も伝わらないのよ。女性を監禁している資産家の男性ってけっこう個性付けするチャンスみたいな属性じゃないか。それを活用できていないのよ。

なのでこの映画は早々に私の視界の端へと押しやられることになる。逃げた女性が友人のところにかくまわれて、その娘にプレゼントで脚立を送るシーンがあるんだけど脚立は無理があるだろ。そのあと楽しそうに過ごしているシーンがあるんだけどこれも安っぽい。「このプレゼントのシーン意味ないんだろうな、この家族への愛着を高めるための安易で安っぽい演出だ」って思ってたんだけど、私の目に狂いはなかったわ。ベタすぎる。案の定あとで脚立を使うシーンがあるんだけど完全にこれありきで設計しているのが見え見えだわ。

なんかすっかり見る気力がなくなって10分に1回くらいは見てたと思うんだけど、資産家の男性が亡くなったことを聞かされ、それから身の回りで奇妙なことが起こるという流れよ。しかもそれタイトルでネタバレしとるからね。出来がいい映画はネタバレしようが何回も見たくなるけどこれダイレクトに視聴する理由を失ったわ。主人公が透明人間に人生潰されて発狂する様子が描きたいのか、男の執着を描きたいのかもよくわからない。

最後やっぱり死んだはずの男が実は生きてて小綺麗で殺風景な場所で女性と会食し始める。おや、この流れは…もしかして、哲学がやりたくなったのかな監督は。いやいや、まさかいくらベタでもそこまで地に落ちては…やるんかい!これ真面目に見てる人いんの!?(ド直球)。なんか最後は男が死んでてENDよ。これ過去に元ネタがあってリブート作らしい。ロボコップといい、リブートはダメ映画を作らなきゃいけない制約でもあんのか。

こんなわけで、冒頭からだいぶ見る気力を削がれたわ。映画タイトルでのネタバレが仮に伏せられていたとしても、このクオリティの映画を真面目に見る人はいないでしょうね。本当にカメラワークになんの工夫もない。無駄に小綺麗に見せようとしている絵面もムカついてくるわ。他に改善すべきところがあるだろと。というわけでこれは実質見られていないので視聴不能(☆☆☆☆)だわ。かなりの数の映画を見てきて審美眼が厳しくなってきたのと、最近仕事で忙しくなってきたのもあって、映画に求めるレベルがどんどん上がってきたわ。そういう意味では、ダメ映画の評価指標(視聴不能)を増やしたのはいい判断だったわね。ごきげんよう~

↓引き合いに出されたダメ映画

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演出と美術の勝利「ヘル・レイザー」

私デパートへ行ってフォションの紅茶買ってきたのよ奮発して。そんで映画を楽しみましょうという感じなのね。そして始まったんだけど、最初の1カットでわかったのは金銭をやり取りする手元だけが映っている時点で情報量は多そうだということ。爪の汚れとかで怪しさが出てる。

ヘル・レイザー(字幕版)

変な箱買った男が体がバラバラになるんだけどその顔のパーツとか内蔵とかが出てきてフォションの味がしなくなる。バラバラのパーツにも何かしらの意図や因果関係を感じさせてただグロテスクなだけには感じないので、この映画は出来が良いのではないかと予感する。

元彼(箱買った)がグチャグチャの状態になって新居に取り憑いてて、こいつのために生きた人間を運ばなければならない女の話なのよ。プロットの時点でもだいぶ面白い。実はこの映画、カメラワーク自体は普通だけど間合いが優れているのよ。1カットの「見ていたい」と思わせる匙加減が一番良いところで次の場面に切り替わる。ホラー映画とは最高の相性ね。

間合いだけじゃなく演出もいい。ぐちゃぐちゃ状態の元彼が感極まったセリフで1歩前へ進み出てライトが顔にあたりぐちゃぐちゃが白日のもとにさらされるところなど、視聴者に伝えたいものがはっきりしていて好感触だわ。また、基本的には紐よりちょっと太いくらいの細長い臓物が浮き出てる系の化物で汁っぽく、視聴者に与えたい不快感の種類がこれまたはっきりしていて好感だわ、フォションの味を奪われたのに。

んで、再婚なのよこの女。義理の娘がいるんだけど、男を連れ込んでは元彼に差し出していくうちに娘にバレちゃうわけ。すったもんだの末元彼の箱を奪って娘が逃げるんだけど、箱パズルを解いてしまうとこの世ならざるものが3体現れる。ピンヘッドを筆頭としてビジュアル的に大変魅力的だけど、物語の活躍をもっと見たいなという匙加減で最終的に退場していく。結局元彼は脱走してきてたということで3人組に八つ裂き(文字通り)にされ、娘が最後箱を手放して終了よ。でも箱は回収されてまた再販売されるんだわ。

演出も手堅いし、間合いと良い化学反応を起こしているわ。ピンヘッドたちが基本的に敵なんだけど味方のような活躍の仕方を一瞬するのもいいわね。キャラクターの造形(美術的な観点)と演出も噛み合っているわ。この美術が画面にパワーをもたらすから、突然3人が現れてもなんの文句もなく見てたわ。総じてこれは良作(★★★☆)だわね。「結局あの箱なんだったんだよ」というセリフを本編終了まで出させない演出と美術の勝利だわ。ごきげんよう~

雑音が1時間半「フリー・ファイヤー」

まず画面が暗い色彩にこだわっている風を出しているんだけど、黒が綺麗じゃない。黒いところがつぶれて何がなんだかよくわかんないのよ。これはつまりニセモノだわ。

フリー・ファイヤー

登場人物が職業とか現況とか思っていることは何でも喋るタイプ。これから危険なブツのやり取りがあるのにそれはどうなんだ。何でも喋るからわかりやすいかと言うとそうでもない。登場人物が多くて情報がごちゃごちゃしている。じゃあなんで何もかも喋らせてるんだよ!

正直色彩がインチキな時点で見限ってたんだけどこの映画を本格的に見限るきっかけとなったのは人が怒鳴ってんのにカメラワークがまったく変わらないところ。武器を取り扱う現場なんだし、世間話とは状況が違うんだから差別化しろよとは思うわね。

この場にはバカとかゲイがいるみたいな話があったけど、完全に属性でしかないわね。キャラクターの行動に落とす工夫がない。こないだ錦鯉のライブ行ってきて「バカ」っていうのはこういう漢のことを言うのだと知ったばかりだから厳しい目で見るわ。この映画はバカの解像度も低いのよ。その場にそぐわない行動をさせるだけなら簡単だけど、それをどう斜め上に逸脱させて笑いを取るかが勝負じゃない。一応コメディ映画らしいんだから頑張ってもらわないと。しかもゲイの人にゲイだと言う言葉を浴びせるという、こういう治安悪い系映画の最後の頼みの綱である悪口のバリエーションにも乏しい。

ようやく銃撃が開始されたと思ったがまったく目を引かない。カメラワークや演出になんの工夫もないんだわ。一体あんたにとって何が見せ場なのよ!って感じね。あとはただ一時間以上撃ち合いなんだけど、だいたいおっさんが這いつくばってて銃の音が聞こえるのね。見切りをつけた私は消音して(銃の音がうるせえから)、視界の端で映画を垂れ流しにしたわ。映画なのにうるせえって視聴者に思われちゃうってよっぽどだわ。雑音と同じだもんね扱いが。それにしても長い。たぶん映画の40分時点の映像と1時間20分時点の映像をこっそり入れ替えても誰も気づかないと思うわ。それくらい同じ絵面なのよ。位置関係も表現する工夫がないから誰がどこにいるのか監督しかわからない。「動けポンコツめ」はこっちのセリフだよ。

こんなかんじで半ば視聴を放棄していたわ。最終的にエンディングだけ見たけどわけがわからん。これは視聴不能(☆☆☆☆)だわね。構造的にダメダメだから貶すところがいっぱいあってレビューはしやすかったわね(鬼畜)。ごきげんよう~

↓「バカ」とはこういうことを言うのだ

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スマートな演出「ピエロがお前を嘲笑う」

開始10秒くらいでこれは良作相当ではないかなという予感がしたわ。カメラワークもいい。台詞回しもいいのよ。ハッカーのお話ね。なんかハッカーが自首してくるところから話が始まるのよ。

ピエロがお前を嘲笑う(字幕版)

表現の面が優れている映画だわ。とにかく映像での表現を徹底していて、ハックした行為の比喩表現もうまいからすごく話や手口がわかりやすい。

主人公がある男と出会って4人組のハッカー集団になるんだけど、それぞれの人物が重視しているものや個性が違うからとりあえず区別がつかなくてもなんとかなる。この物語はリアル志向で、主人公の男の子がどんくさくて女の子と親密になれなくて、話が進んでもこれが変わらないところがリアルね。

とにかくこの映画を形容するのは「スマート」という言葉が似合うわね。まず1つ目は巧みな後出し。仲間に変なホームパーティに誘われて大騒ぎしてるんだけど、実はそいつん家じゃなかったみたいな演出があるのよ。2つ目はダブらない説明。ニュースが読み上げられつつ警察が捜査してるシーンをかぶせてるのよね。視聴者は1つの事象に対して2箇所から情報を得ている形になる。ダブった説明がなくてこれまたスマートなのよ。

有名なハッカー集団に認められたくてちょっかい出して、結果として自分らが追い詰められて警察に保護を願い出るのよね。そこが冒頭につながることがわかる。実はここで主人公が多重人格だという話になってちょっと唐突感があったのね。4人組も1人でやっていたと。正直映像的には無理があるわ。

捜査官に自分が多重人格だと自発的に気づかせるように今までの会話の中に色々仕込んでたのね。ただ、やっぱり多重人格には無理がある気がして最後の展開が頭に入ってこなかったわ。最後にまた4人が並んでるんだけどこれが多重人格の演出なのか本当にこいつらがいるのかよくわからなくなってENDよ。

正直わからないところはあるけど、演出だけ見たらいいのよね。ただ、肝心のところが難しすぎて伝わらないのもどうしたもんかなと思うわ。でも前半を見るにちゃんとしたトリックを仕込んでいる映画ではあるはずだからここは視聴者側が責任を被る形で良作(★★★☆)とするわ。それにしてもなんで最後あんなに難しかったのかしら急に。ごきげんよう~

 

マイケルのファングッズ「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

マイケルジャクソンそんなに知らないのよ。スリラーとBeat Itしか知らない私が見ても楽しめるのかしらね。

マイケル・ジャクソン This Is It

リハーサルとオーディションとかのドキュメンタリーが流れる。リハーサルだからカメラも1個しかない。このカメラが限られてるのがもどかしいわね。昔のライブ映像と今の映像を横に並べてたりとかしてるんだけどマイケル知らなくてこれで楽しんでくださいは限界があるわ。ドキュメンタリーだろうが私の前に映画として出された以上映画として見るわよ。

スタッフが自分を把握している歌手との話はやりやすい、マイケルがそうだみたいなこと言ってたけどこういうのをたくさん見たいわね私としては。マイケルが喋ってるところは良いんだけどとにかく少ない。なんかの曲を途中で中止して「もっと余韻が欲しい」って言ってたわ。こういう曲に込めた意図とかが見えるのはすごく良かったわ。ただ、全ての曲にそういう修正があるわけじゃないからなあ。

個人的ハイライトはイヤモニに慣れていないマイケルが音を上げて欲しいというシーンだわね。愛のもとに指摘しているという発言と、自分も慣れようとしている姿勢、この謙虚さがまさにスターの器だわ。この一連の流れでマイケルが好きになった。

とはいえ、これを映画というのは無理があるだろ!これはマイケルのファングッズだわね。素材が限られてるのは承知してるけど、マイケルに予備知識がない私が見たとてこれはダメな映画(★☆☆☆)だわ。これは映画というジャンルに殴り込んできたマイケルが悪い(ド直球)。映画という範疇にある以上いすれは私がこういう言葉を浴びせるのね。マイケルの人柄とこの映画の出来は全く別物の世界だわ。ごきげんよう〜

ショーがいいのにカメラが普通「バーレスク」

クラブで踊るダンサーに憧れた女の子がその座を勝ち取ってスターとして活躍していく物語ね。クラブとかでセクシーな女性が踊るショーってわたし結構好きなのよ。なので期待感と厳しい審美眼で待ち構える。映画としてはややミュージカル映画みたいになってて、ショーと劇が交互にやってくる。

バーレスク

この中で特に言及すべきはわたしが好きなアラン・カミングが起用されていることね。最初に見たのはMASK2(未レビュー・ダメな映画判定)で、その映画の唯一の美点が彼だったのよ。キッズの頃に見た映画だけど「ずいぶん色気のある俳優だな」と思ったことを覚えているわ。クラブという舞台にはぴったりね。なんかお店の人の役(雑)で出てて、出番こそ多くないものの存在感バッチリ。

バーレスクはクラブの名前で、そこでショーが繰り広げられる。ただ、ショーのカメラワークはあと少し期待値に届かなかった。アップのパターンが少ないのよ。胸から上の正面のアップがほとんどで、横からのアングルとかでもっと臨場感を出してほしかったわ。ただ、ショーそのものの演出は良くて、ライトとか衣装とかは実際見たらかなり素敵だろうなと思った。なのでなおさらカメラワークが残念なのよ。

劇のパートでは、店で働かせてもらうためにホールで給仕をするところからスターになるプロセスと、劇場の経営難、あと恋愛が同時並行で展開していく感じね。ただ、カメラワークは普通なのでそんなに劇に注目することはなかったわ。フィアンセのいる男の元に主人公が転がり込んで最終的に結ばれるというのも個人的に好みではなかったしなあ。夜の職業っぽいといえばぽいが。この要素に嫌悪する隙を視聴者に与えているとも言える。ほんとに出来が良い映画ならこんなこと気にならないはずなのよ。最終的に主人公がバーレスクが売却された跡地に高層ビルが建つことを嗅ぎつけて、隣の敷地の眺望が売りのマンション屋に話を持って行って解決してENDよ。

個人的ハイライトは主人公のパワフルな歌唱で、これがショーとも調和しているし間違いなくレベルが高いことがわかる。ただ、これはやはり映画ですんで、人の視線を釘付けにするように設計されてるかというと素材はいいけど甘いかなというところなのよね。最近理想が高くなってきた気がするけど、あのショーがあって映画に集中できないというのはやはりカメラワークに問題があるわ。これは垂れ流ししておくに最適な普通の映画(★★☆☆)ね。女性が見て楽しめる大人の映画かなって感じがするわ。良作寄りであることは間違いない。ごきげんよう〜