ステキな4コマ

毎日更新。実家の茶の間のようなコンテンツを発信。

墨の話(実用的でない)

絵を描かなくても画伯になった気分が味わえるので、画材コーナーを見るのが好きな私。和モノの売り場まで来ると、こんなものが。

まるで私の字のような…

あら私いつ「玉品」なんて書いたかしら。この気の抜けた玉品というのはどうみても私の字じゃん。でもこれ、売り物の墨なんだよなあ…。不思議なこのフォントの由来を調べたんだけど、わからなかった。硬筆が苦手な水墨画の巨匠とかが書いたんだろうか。それかすんごい緊張していたとか。

んで(方言)、この機械は、おそらく墨をゴーリゴーリしてくれるやつかな?調べたところ、「墨磨り機」というらしい。それが言いたかったのよ私も。

それにしてもこの玉品、決して安くはないのだ。これよりフォントが達筆なのに安価な墨があったりして、ますます玉品が不思議だ。たぶん中身の成分とかが違うんだろうけど、この気の抜けたフォントが前衛的に感じてきた。それにしても鉛筆削り器みたいに墨磨り機があるというのが面白い。墨をゴーリゴーリしたことないけど、大変そうな作業だもんなあ。というわけで、墨のお話であった。ごきげんよう~