おめおめってなんだよ!ちょっとしめしめ感もある。お年寄りのおめおめは自虐のイメージで、「こんな老いぼれがおめおめと生き残ってしまった…」とよく老兵が話しているシーンがマンガにある。若い人が関わる場面は上司の叱責とかのイメージで「よくもおめおめと顔を出せたな」「どのつらさげて…」みたいな感じ。ドラマの影響が強い。
この言葉には「なんだかおいしい思いをした」的な、「あははうふふ感」を感じる。ちょっとことばに引きずられて飴系のおいしいものとかをもらって美味しい思いをするようなイメージ。これまたどんな漫画の効果音にも出たことがないような語感だ。
で、調べてみると、どストレートに「恥知らずなさま」であった。やはり、おめおめが言葉に含まれるときは、「てめーこの恥知らず野郎」と叱責される準備をしているのか。なんと、かの有名な山月記にも「おめおめ」があった(最近読んで感慨深かったからなおさらびっくり)。
というわけで、自分の漫画の恥知らずなシーン(ほぼそれしかない)で積極的に使ってゆきたいところだ。ごきげんよう~