この夏休みは引き続き食い道楽をしているわ。予定がガッチリ決まっていたほうがよい派の私は、今回この店「牛刺しと焼肉 仔虎」クリスロード店に予約を入れといたのよ。メガネは水晶堂の向かい、ひょうたん揚げ売り場の隣に、下りの螺旋階段があるのよね。開店と同時に私以外にも人がぞろぞろ入り始めたわ。
入店して本日のおすすめの説明をされて、けっこうそこから色々頼んでみたわ。店員さんの気遣いがすごく細やかで、身分不相応なところに来てしまったのではとうろたえる。でも席もゆったりしてて最高。お通しは黒毛和牛のもつ煮込み。素材が良いのでお通しのレベルを超えている。今回は生肉と赤身をたくさん味わうわよ。

「米沢牛 ウワミスジ」は赤身とは思えないほどまろやか。赤身ってスジ感とかにもつながってしまいやすいところだけど、このやわらかさは本当に驚いたわ。焼き肉は塩とタレ半々で頼むことができたが、プロの手が入っているタレのほうが好みだった。私は普段タレは味の調整ができないので好まないが、味調整が不要なほどに仕上がっているのね。これも流石だわ。

「とも三角の生ハム仕立て」はフルーツとお肉の組み合わせが好きな人にはたまらないわね。生ハムよりも肉感があって贅沢。あとお目当ての「牛刺し」なんだけど、馬刺しと比べるとクセが少なく、とろける美味しさだわ。より肉の中枢に自分が近づいた気がする(大袈裟)。一度もパッキングされていない(=冷凍じゃない)牛肉を生で味わえるのは贅沢なことだったわ。このお店はとても美味しいわけなんだけど、どれくらいかというと困るくらいうまかったわ。あまりにも食事が美味しいと人はその事実を処理できないから困るのね。知らなかったわ。

そしてここはかなりの高級店とは知っていたが、こんな上質なお店に来ることは滅多にないと思って、心ゆくまで満腹に食べちゃったのよ(なんとデザートまで!)。そしたらお会計が13,000YENになってたのね!でも確かにお料理が価格に見合っていたから悔いはないわ。ここはいわゆる「お金をかければかけるほど美味しくなるタイプのお店」だわ。記念日とかお祝いで来ないとちょっと贅沢になりすぎるわね。そういう輝かしいイベントを作ってまた来るわ。ごきげんよう〜