ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

ジャッキー・チェンの無駄遣い「プロテクター」

なんか最初のファッション世界観がちょっと北斗の拳入ってるのよ。ニューヨークらしいんだけどここ。

プロテクター (字幕版)

アクションでは香港映画特有のガラス破りとかがあるわ。まずジャッキー演じるウォン刑事の相棒が殺害されるのよ。追いかけた挙句街のものを壊しまくったから降格で交通整理を担当するというお馴染みの展開

次に、覆面調査みたいな感じで新しい相棒とパーティに入ったらデザイナーの娘が誘拐されたわ。なんか有名な悪いやつが関わっているらしい。そいつの息がかかったマッサージ屋さんでアクションして、最後は逮捕予告をして出てくる。この挑戦的なところはいいんだけど、「こちらの正体がバレてるから大胆なことしよう」みたいな映画的な戦略があるわけでもないようだ

このあたりで気になったのは、その場面でアクションをする必然性が感じられないことね。バラバラにある映画のシーンに無理やりジャッキーのアクションを入れたように見えるのよ。全体的な流れもキレイじゃない。

このあと有名な占い師のところに行くんだけど、刑事もので占い師って相当面白くないと許されんぞ。そして大した感じでもなかったのよ。物語にフラグ立てるだけね。裏切り者に注意とか。

結局デザイナーを取り戻したが、相棒が代わりに誘拐されてしまう。その結果香港の所長が裏切ってることが発覚したんだけど「左様でございますか」って感じなのよ。物語が丁寧に設計されてるわけじゃないから視聴者は集中してないし、そこで何か一部がひっくり返ったとて驚きがないのよね。

最後はアクションシーンなんだけども、シリアスさが伝わらないテンポが悪いアクションシーンだったわ。最後はヘリで相手が逃げるから、積み荷のクレーンで撃退、麻薬組織が摘発されて2人は表彰されて終了よ。

この映画は全般的にジャッキーにおんぶに抱っこの設計になっていて問題だわ。ジャッキーやアクションを抜かした部分では何も主張できない。特にマッサージ屋さんみたいな、ラッシュアワー2(良作判定)と同じようなシーンがあるとどうしてもその差が浮き彫りになるのよね。

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これを考えるとほんとにこれジャッキーの無駄遣いで残念だわ。最初の北斗の拳みたいなのも何がしたいのかわからんし、治安が悪いアイコンとして使うならあまりにも雑だわ。これはダメな映画ね。結局プロテクターとは何だったんだ!ごきげんよう〜