ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

もう少しキャラクターが立っていてほしい「ライオン・キング」

ライオン・キング (字幕版)

この土台があって、劇団四季のミュージカルが作られたのだと感じるシーンが色々あるわ。あらすじは劇団四季のレポで確認してもらうとして、劇団四季と比較しながら話していくわ。

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最初に太陽が昇るんだけど、やはり劇団四季の完成度は高かったのだな、ほぼ一緒じゃんと思ったわ。そして何と言ってもテーマ曲のサークル・オブ・ライフの\ドーン/とともに暗転するという象徴的な演出、これでライオン・キングは勝利していると言わざるを得ない。生命の尊厳と王の偉大さが伝わってくるわ。

シンバという未来の王の目線のカメラワークも良いし、幼馴染と内緒話をしながら歩く様子を後ろから映した様子も感心するわ。悪役のスカーは王ムファサと対になる絵面で描かれ、歌の演出も1番見応えがあった。ただ、意外と歌が少なくてあっさり終わる印象。

劇団四季ミュージカルではカメラが固定(つまり観客の視線)なので演出の方向性が限られていたが、映画ではさまざまな動物の目線から物語が描かれる。映画と劇団四季ミュージカルはお互いに補完し合うような関係に思えたわ

歌が少ないぶん会話のシーンも多いんだけど、もう少しキャラクターが立っててもいいのかなと思うわ。劇団四季は俳優の声の張り方でキャラクターがより豊かに見えたわ。これは大軸が王のストーリーだからやむを得ないところもあるか。ちなみにジャングル大帝を見ていた母にとっては、別物と割り切って鑑賞してもやはり物足りないとのことだったわ。

演出が良くて、全体的に悪くはないんだけど、同じ動物系映画のダンボなんかと比較した際に動物として描ける愛情・感情表現は本当にこれで全てだろうか?という疑問も湧いてくるのよね。結構あっさりしてるというか。劇団四季を見た後だと特に物足りなく感じるのね。

これを考えるとちょっと厳しいかもだけど普通の映画かなあ。それにしてはレベルは高いんだけど、ダンボの表現力やノートルダムの鐘のようなストーリー設計に及ばないところがある。シンプルな題材で表現をするならもう少しキャラクターが立っているかパワーのある演出が求められるわね。ごきげんよう〜

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ライオン・キング (字幕版)

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