今回も歯医者さんの話。まるでこの作者は最近歯医者さんに行ったかのようだ。
歯のレントゲンを取ることはそんなに多くないが、以前撮った妹から所感を伝えられていた。「マウスピースくわえた自分のアホ面が鏡に映って、その周りを機械が回ってエリーゼのためにが流れるのよ」「あの機械でしか味わえない感情があるわ」と。
そんな話も忘れた頃に、私も歯のレントゲンを撮ることに。人間の記憶は長期記憶として蓄えられるわけだが、まさにこの機械を前にして蘇った。
鏡にマウスピースをくわえたアホ面がうつる。この時点でだいぶ笑いをこらえるのがキツかった。顔には正中線みたいなレーザー。機械が回り出すともちろん「エリーゼのために」。
もしやこのレントゲン機は一社独占かと思うとますます笑いが込み上げてきた。全国で皆が自分のアホ面見ながらエリーゼのためにを聴いてるのかもしれない。
笑いでレントゲンがブレたらどうしようかと思ったが、席に戻ったら画像はブレブレ。大いに焦ったが、のちに鮮明になったのでよかったわ。よく考えたら、目を閉じときゃ笑いを軽減できたかも。目関係ないもんなこのレントゲン。でも正中線がズレるか。ごきげんよう〜