本日はカラオケの話。自分の歌声は相変わらず惚れ惚れする(ジャイアンリサイタル)。そんな折、JOYSOUNDの「分析採点AI」なるものをやってみた。「機械に採点されずとも私の歌が素晴らしいことは自明だからいいだろ」と思っていたのだが、やってみるとこれがなかなかおもしろい。
最初はどういうもんかよくわからずただ採点されていたが、AIが「こいつ上手いじゃん」と思ったら、お情けで点がもらえるのだ(AIボーナス)。そのかわり「こいつ下手くそやんけ!」と思われたらお慈悲が何もなくなる。最後までどうなるか分からなくて面白い。特に、苦手な部分で露骨に減点処理が行われているのが分かるわ。
出稼ぎ労働者の歌(中国語)を情緒たっぷりに歌ったらたいへんな高評価を受けたりと、褒め言葉にもいくつかパターンがあって一人でどんどん気持ちよくなる。出稼ぎ労働者の情緒はAIにも伝わるようだ。
あと、ビブラートをかけたのにふらついたと見なされ「こいつは安定感が低い」みたいに評価されるが、譜面通りに歌ったらどこで息継ぎすんのよ!というツッコミどころもある。この曲は私のほうが原曲聴き込んでるんだからね!という自負があるが、そこをAIと競っている場合ではない。
高得点をとれば「これが俺様の実力よ」と思うし、高得点に届かなければ「しょせん機械に私の歌はまだ早いのよ」とか思ったりする。カラオケはこれくらい自分に都合よく気楽にやるのが楽しいんじゃ。ごきげんよう~