今回は採血の話。とはいえ生々しいことは書かんから安心して読んでね!そんなの書いたら私の方が気絶するわ。さて、ここはとある病院。私のビューティフルな腕は血管ひとつ浮き上がらず、あらゆる看護師さんを困らせてきた。特に今回はとことん血管が見えないため手首で採血する運びとなった。
手首は初めてだが、どう考えても神経が集中している繊細な手先に近いところをやるんだから痛かったりするんだろう。なのでしっかり対策を講じて攻略した。私は個室なのをいいことにあらぬ方向を向いて必死で笑顔を作っていた。完全に怖い映画の攻略法と同じである。でもこれ科学的にちゃんと効果があるのよ!もし一斉にやるタイプの採血だったら隣の人に向かってニタニタする変態となるところだった。
手首採血では仕方がないことのようだが、終わった後は手首が痛い。よしゃいいのに詳細を検索してしまって、「今このバンソーコーの下ではこんなことが…」と恐ろしくなる私。
ところが、食事(パンケーキ)が済んだら痛みが楽になった。パンケーキで楽になる腕の痛みってなんだよ!ちゃっかりパンケーキ食べるくらいには元気があったとはいえ、現金な手首だな。採血の時って朝食抜きだったから、それがこたえていたのやもしれんな。
それにしても痛みというのは幻想なのか。妹は採血が特に苦手で、刺さる前から「がっ…!」と苦悶の声を上げたりするから、そういう遺伝なんだろう(どういう遺伝だよ!)。ごきげんよう~