ステキな4コマ

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味ぽんと「のっけ盛り」の話

今回は、河北新報を見た母からの話題。「味ぽん」と言う調味料があるじゃないか。通常、関西で冬に消費される味ぽんが、宮城県だけ初夏に消費量が上がるというのだ。

そのきっかけは「のっけ盛り」のCM。このCMを宮城でしか放送しなかったばっかりに、こんな怪現象が起こったのだ。西田敏行が野菜の上にかつおの刺身をのせて味ぽんをかけて「かつおののっけ盛り」としたことが始まりだったらしい。

が、我が家ののっけ盛りは「夏に用意するなんか手軽な料理」の感じ。茹で野菜の上に豚肉が載っているものが多い。いつも食卓に味ぽん1Lのでかいボトルがのっている。味ぽんを使うところだけ共通で、「のっけ盛り」の定義は広い。

もはや一般名詞みたいに使われていて、裁判所のお墨付き。商標凡例データベースでもこの「のっけ盛り」が争われていた。長かったのでざっくりしか読まなかったがCMの内容が詳細に文字起こしされていて「…ホホホこの子ったら。…」とか書いてある。真剣な裁判なのが笑いを誘う。

うちでは味ぽんを使う代わりに、お酢やポン酢を全く使わなかったりする。そもそも味ぽんはポン酢に味がついたものであるらしいと知って衝撃を受けた。さらに、味ぽん消費量で話題に上がるのが宮城と関西だけということで、ほかの県の皆は初夏に何を食べるのがメジャーなんだろうか?ごきげんよう~