TVを見ていたらなんか政治家が「じくじたる思い」と述べていた。じくじたる思いってなんだよ！語感からすごく悔しい感じとかが出ている。力不足などからくる恥の感情がありそう。心の傷がじくじく傷んでる感があるよね。
調べたところ、じくじたる思いは「自分の至らなさや失敗を深く恥じ入る」ということだった。じくじは感じで「忸怩」で、どちらも「恥じる」という意味合いだそう。すごい恥じとるな。この言葉は日常的には出ないが、政治家と昔のスポーツマンみたいな、お国のためにやってます系の人が使うイメージがある。
それにしても、読みのフィーリングと実際の意味がこれほど合っている言葉も珍しい。「伐採」と同じくらい優秀ではないだろうか。効果音じゃないのに効果音とセットなのがすごい。伐採は音からして既に木を切っているわ。
「じくじたる思い」ってドラマチックでかっこいいからぜひ使ってみたいが、使う場面が全く思い当たらない。パンツ関係にこじつけて使うか。ごきげんよう～
