今日は、好き嫌いの話。粗悪なベーコンのせいでハム系が嫌いになった話は以前したのだが、改めて嫌いな食べ物を思い返してみた。ところてん、ハム・ベーコン、レーズンというマイナーな顔ぶれである。ベーコンさえ気をつけていればなんとかなりそうだ。それにしても好き嫌いのルーツは、ファーストコンタクトがやばくて二度と接触しない、ということが多いよね。
私がレーズンを嫌いになった理由もそうだった。幼少期、家の冷蔵庫に中にチョコが入っていて、それがよりによってレーズン入りのチョコだった。しかもおそらく洋酒漬けという地獄。なんだったんだあのチョコレートはほんとに。その後小学校へ進学して給食でレーズンパンという追い打ちを受ける。食事なんだから白パンみたいなシンプルなパンを出せよ！小学校時代の数少ないイヤなことはだいたいレーズン絡み。
現代に話を戻すと、最近スーパーで買ってきたかぶのつけものがまずかった。もし私が生まれて初めて食べたかぶがこれなら、私はかぶをきらいになるというところだったろう。まあ、かぶのファーストコンタクトは「おおきなかぶ(絵：佐藤忠良)」でイメージが良いので挽回の機会はあるかも…。すると、レーズンの素敵な絵本があれば私もレーズンに対して寛容だったのかもしれない。
と思ったが、レーズンパンについては親子2代にわたって給食で苦しめられているので、レーズンはともかくレーズンパン好きな子供が増えてもらっては困るからこのままにしとこう。ごきげんよう～
