ステキな4コマ

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お袋も「バカヤロー」なのね。書評その27「たけしくん、ハイ!」ビートたけし

ビートたけしの本が読みたくて、足立区をネタにしたコントでも言及していた本書をセレクト。今回の作品はビートたけしが幼少期を振り返るというもの。 子供らしい動機の面白さ その行動の動機が「一緒にやらなければいけないような気がするので」という、ふ…

ダメなところもちゃんと全部書いてあったわ。書評その26「まんがトムソーヤ文庫 一握の砂」

「働けど働けど…」で有名で、大して働いていないことも周知の事実である石川啄木。この伝記を読むに至った経緯は下記の通り。以前、松尾芭蕉の伝記を読んで感動した私だが、母から心無い一言が。「伝記は人のきれいなところばかりを切り取るから当然だ」とい…

同等の強さの驚異との戦い。書評その25「ダレン・シャン3 パンパイア・クリスマス」【ネタバレ注意】

衝撃作ダレン・シャンも3巻め。図書館で借りてきたところ、1,2巻は紐のしおりが擦り切れていて使えなかったのだが、この巻からはしおりがきれいな状態だ。つまり多くの人は2巻を読んで失神して離脱したのではないだろうか。【ネタバレ注意!】 今作は「同等…

名作絵本界のマイナー作。書評その24「うりこひめ」

「お姫さま大全」と言う本を借りてきて読んでいる。そこに、昔読んだ話が載っていた。「うりこひめ」である。本の会社によっては「うりこひめとあまのじゃく」というタイトルでも出ているらしい。まあ、あまのじゃくがメインであろう。それでもうりこひめが…

イギリスのキラキラどころではない。書評その23「コミック版世界の伝記 アガサ・クリスティー」

宮城県では、芥川賞を仙台の書店員さんが受賞したという明るいニュースでもちきりである。これに勝手に後押しされた私は「小説を書いてみようかな、うふふ」などと調子のよいことを考えていた。そこでこの伝記。イギリスのキラキラを感じながら、小説を書い…

お手本のような人材。書評その22「コミック版世界の伝記 松尾芭蕉」

この前ガバガバな松島旅行をしたので、その影響で松尾芭蕉の本を借りてみたいと思った。この本の表紙を見て「芭蕉がステキなおじさまになっとる!」と思い借りてきた。ページを開くと松尾芭蕉(現実)が出てくる。やっぱ車もない時代に東北を旅しただけあって…

ダレン、とうとうやっちゃったのね… 書評その21「ダレン・シャン 2 若きパンパイア」【ネタバレ注意】

前回読んで衝撃を受けたダレン・シャンの2巻を早速借りてきた。裏表紙には「なんちゃら協会指定図書」の文字はもう無かった。1巻が指定されたからもう大丈夫ということなんだろうか。読んだ結果、やはり名作なんだが、前回以上のショッキングな場面に失神し…

不穏でハードな展開の…児童書!? 書評その20「ダレン・シャン」【ネタバレ注意】

「なんかファンタジーみたいな本が読んでみたい」という漠然とした欲求が出てきたので、有名どころのダレン・シャンを借りてみた。裏表紙の「全国学校図書協議会選定図書」という文字に期待が膨らむ。ハリーポッター的なファンタジーを勝手に想像していたが…

もっと水虫の話を書け。書評その19「たいのおかしら」ほか さくらももこ

さくらももこのエッセイ本3連作がある。総じて、私が大好きな「まる子が怒られる系のなさけない話」を凝縮したものが多い。その1つ「たいのおかしら」のお勧めの話は、飼っていたグッピーを死なせてしまい偽装工作と第一発見者を装うことになった話。 たいの…

濃すぎてなかなか進まない、たった2ページなのに。書評その18「三十代の初体験」羽田圭介

小説家にふれるにはまずエッセイが必要 内容が濃くて読み進めるのに時間がかかる トレースしたのは「しらす」 私の読書メーターより 小説家にふれるにはまずエッセイが必要 著者は聖飢魔IIの信者さんでいらっしゃるので覚えていたのだが、いかんせん小説を読…

「デザイン」にすら到達できない時点のものが大事なのだ。書評その17「佐藤可士和の超整理術」佐藤可士和

私の読書メーターより 一年ほど前に読んだ本。友人からのすすめで、わざわざKindleで購入した。デザインは実は問診のようなもので、問題を整理して見えたポイントを際立たせたり、弱点をひっくり返して強みに転換してゆくものだという。デザインとは結構地道…

本を15冊読んだ時点で思った3つのこと:3つ目「逆算型と積み上げ型というが、逆算が難しくないか?」

明日の隕石が最優先、50歳代には爆発 習慣を作るのがうまければ積み上げでも大丈夫 まあ長期目標が必要になったら必然的に立てられるでしょ 10/16から大慌てで読書した結果、15冊くらいを読めた。そこで、前々回から3回にかけて書評の副産物みたいなコンテン…

本を15冊読んだ時点で思った3つのこと:2つ目「InstagramとYoutubeはレッドオーシャンであるほどよい」

10/16から大慌てで読書した結果、15冊くらいを読めた。なので、前回からは書評の副産物みたいなコンテンツを。書評が2000文字とかになってしまうので割愛したことや、複数の本に書いてあったことについて等を書いていく。15冊読んだ時点で考えたことは次の3…

本を15冊読んだ時点で思った3つのこと:1つ目「没頭できることを見つける意義」

私の読書メーターより 10/16から大慌てで読書した結果、15冊くらいを読めた。なので、今日は書評の副産物みたいなコンテンツ。書評が2000文字とかになってしまうので割愛したことや、複数の本に書いてあったことについて等を書いていく。15冊読んだ時点で考…

必ず食える1%となれば、そりゃ難しいか…書評その16「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」藤原 和博

うーんこの本難しい…悩ましい… これからトレースする行動は2つ まあきっと何かのフラグだと思うことにする 私の読書メーターより 投稿日の2週間以上前に読み終わった本だが、これが書評の悩みのタネだった。Audibleで利用。添付PDFにタイプ別の内容が書いて…

秒の争いをかけ抜ける女戦士の生きざま。書評その15「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る」ゆうこす

私の読書メーターより 「ゆうこすだと!?きっとSNSでキャピキャピしている小娘であろうフハハ」と大男の死亡フラグのような偏った先入観を持っていた私である。実際に読んでみたところ、徹底した情報開示の姿勢や鋭い洞察、北斗の拳も真っ青の骨太な修羅場…

時を稼ぐだけあって代償もデカい。書評その14「時を稼ぐ男」三崎 優太

私の読書メーターより Kindle Unlimited対象(投稿日時点)。本を読む前は「この著者はお金のために炎上も厭わずなんでもやる系のイメージの人っぽいから、この本読んだらなんか不快な思いをするのでは…」と心配したが、それはあくまでも読む前のわたしの想像…

後天的な努力が報われるエンタメの世界を目指す本。書評その13「人生の勝算」前田裕二

私の読書メーターより Audible聴き放題対象(投稿日時点)。ファンコミュニティの形成って、楽しいこと・好きなことで食べていきたい人があこがれる、素晴らしい喜びだと思う。応援する側にとっても居心地の良い空間にも心当たりがある。だいたいファンビジネ…

「無謀な挑戦」ではない、「尖り始めた才能」だ! 書評その12「才能の正体」坪田信貴

私の読書メーターより Audibleでお届けされた1冊。かの有名な「ビリギャル」を輩出したした坪田先生ご本人による朗読。 大切なのは「今さら」とか「どうせやったってだめだ」というものを打ち消して、尖りつつある性質を育てることだと感じた。わたし自身も…

別にお前のチーズじゃねーよ!書評その11「チーズはどこへ消えた?」スペンサー ジョンソン

私の読書メーターより 1年ほど前に読んだ本。2人1組の人間と2匹1組のネズミがチーズを探して歩き回るだけのシンプルな話。主人公たちはチーズを探しているので目的が明確だ。この本から読み取れる内容も明確で、「人間は知性ゆえに問題を複雑にする」「人間…

行動を伴わないと使いこなせない本。書評その10「非常識な成功法則」神田昌典

私の読書メーターより 「非常識な成功法則」には、普通の本と漫画版がある。漫画版は「一人分の具体的な使用場面」があるので、漫画版と併せて読むのがおすすめ。普通の本はAudible聴き放題対象で、漫画版はKindle Unlimited対象(投稿日時点)。 この本は、行…

お客さん自身の成長を促す。書評その9「もっと幸せに働こう」MB

私の読書メーターより この本で印象的だったことをまとめると、「抽象的な概念から自分の方法を探し出し持続可能な状態にする(させる)」と「相手の立場に立つ」になる。まとめちゃうとなんだか普通だなあみたいになるが、これから具体的に話すと著者らしさが…

作家の卵たちへ送る、ライティングのノウハウではない本。書評その8「中高年からの最短作家修行」水野真里

私の読書メーターより この本は、書き方のノウハウというよりは、「”作家”の定義が広いので、それに合わせてどう収入を得るかを指導します。書く習慣を付けさせて、書いたらコネをあたって生計を立てられるように立ち回りましょうね」という感じのものである…

将来やることが今やることに変わっただけ。書評その7「35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画」藤原和博

私の読書メーターより こちらもオーディブルにて。2009年の本なので、内容が少し古い。企業に依存でいない個人が活躍する時代はもう到来してしまったので、この本に書いてある事はもう大至急実践されていないといけないくらい。なので、35というような悠長な…

癒される上に本格的なビジネス書。書評その6「伝えることから始めよう」高田明

私の読書メーターより 聴いてよかった、オーディブル大推奨の一冊。朗読者の雰囲気も良くて、髙田社長のとても優しい人柄や前向きな気持ちを感じられる。相手のことを考えて「どうしたら嬉しいか」を追求した積み重ねが現在のジャパネットを作り上げ、通販業…

職場に隕石が落ちなくてもコントロールできるところからやる。書評その5「勝間式超コントロール思考」勝間和代

私の読書メーターより あらゆるストレスの要因は「コントロールできるかどうか」にかかっており、コントロール可能な領域を見極めるため、物事の背景に目を向けていこうという本。氷山の一角の下の部分がどうなっているかを考えることで、コントロールできる…

「コンテンツの生殺与奪を握るのはコミュニティ」書評その4 「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE」佐渡島庸平

私の読書メーターより この本を読んで、自分が好きな「魔法少女まどか☆マギカ」がどうして面白かったか、ずっと調べたりしていたかのわかった気がする。考察をよぶ余白や適度な難解さがあるのが良いのだ。なんか最近のアニメなどのわかりやすい作品を作りす…

「福山雅治よりハンサムではない皆さん向けの本」書評その3 「人生が好転する100の言葉」ひろゆき

「自分含め、多くの人は、福山雅治よりハンサムではないが、それに悩んでもどうしようもない」といったおもしろ話が印象的な、気楽な名言集みたいな感じの本。個人的にいわゆる「名言集」は悪い習慣を断ち切るための言葉が多いと感じている。というか名言集…

「『きっと正しいけれどまだ証明されていないこと』に取り組む物語」書評その2「ゴミ人間」西野亮廣

読書は結構しているのに簿記より身につくのが遅い、それはアウトプットが無いからじゃん!ということで一刻も早く100冊読んでアウトプットして行動しなきゃ!という企画の2冊目。 ちなみに、私の読書方法としては基本的audibleを早回しで聴いて、スマホのリ…

「スマホの利を活かして集合知を形成」 書評 「スマホ人生戦略」堀江貴文

「結構本を読んでいるのにアウトプットしていないから簿記より身につくのが遅い!これではいかん、一刻も早く100冊読んでアウトプットして行動しなきゃ!」と思いたち、早速放置していた読書メーターを再開。放置しすぎて気づかずにアカウントを作ってダブっ…