ごきげんよう~
実は先日、三密を避けて山梨に行ってきたので、その話を書こう。とんでもなく急な階段があることで有名な身延山久遠寺に行ってきた。
東京→富士→身延→甲府のルート。山梨は以前ちょっと通過しただけだったが、今回は堪能できた。近隣の静岡も食べ物が美味しかったが、ここも水が美味しいのか、食べ物全般が美味しかった。ワインも。
青春18きっぷとグリーン車のコンボ。朝の6時から豪勢に飯を食べました。
めし食って酒飲んで寝ているだけとは思えない素敵な写真。いい朝。
途中「富士」駅でおりてみる。この絶妙なふるさがたまらない。
私好みの色の建物が!ミントグリーン。
まるでタイムスリップしたかのようだ。。。風情がある
ここがうわさの身延駅。このあたりは「内船(うつぶな)」など難読地名が多い。
社内は明らかな鉄道ファンが紳士的に佇まう居心地の良い空間。みんなの電車愛がまぶしい。。。座席には余裕があり、空いていて快適でした。
身延駅のお手洗い個室。ま、まるでタイムスリップしたかのようだ。。。まだこんな怖いデザインのトイレットペーパーがあるとは。
身延山久遠寺までの坂にあるカフェ(?)にあった拷問器具。コロコロコミック系の漫画に登場しそうだ。
道中、近所の高校生の部活の子が追い抜きざまに挨拶をしてくれるという爽やかな坂。しかしこの日差しでランニングは暑そうだ。。。この日も暑かったからどうか無理のないように。。。
テレビかアニメで見たことがある有名な石段。遠くから見ても近くから見てもバグったゲームみたいにほぼ壁。
石段を一つ一つのぼるが、最初の一列目でこの絶望感。石段がでかすぎる上に高さや傾きが均一ではないのでかなりあぶない。。。
階段があまりに急すぎ、命に関わるとて男坂を選択した私。傘がかぶって別の生き物のようだ。ベンチのフレンドリーなフォントとは裏腹に、ここから生きて登ったり降りたりできるのかというくらい過酷であった。登りきったのちに、女坂と呼ばれるゆるやかな坂があることを知る。
疲れすぎてこれが何だったかよく覚えとらん。このあと、久遠寺の中(撮影禁止)を散策したのち、ロープウェイへ。久遠寺の中は冷房がない場所でも涼しかった。途中で和尚さんが立ち話をしてくれて「夏はクソ暑いんですよ」なんて話していた。おそらく衣装のせい。。。!?
ロープウェイのりば。のぼりの数ほどお土産は充実していない。頂上の売店が充実。
地形が浮かんでくる。。。富士山は見えず。
ロープウェイは人生2回目で、これほどの高さに登るとなれば実質初経験。揺れるのは少し怖かった。あと、落下防止のお札みたいなのが入り口に張ってあった。久遠寺でナムナムしたお札なんだろうか。
ロープウェイを登り切ると、少し涼しく感じるくらい。耳が3回くらいバフっとなったから、気圧が3段階くらい違うのではないか(ザル勘定)。
ロープウェイの頂上には、ドラゴンがいる手水舎。「龍が如く」だと大はしゃぎ。ちなみに、足の筋肉痛はこのブログを書いている今も続いている。
樹木が立派で、かなり手入れされている様子。しかし、このときは腹が減って飯のことしか考えていない。
お待ちかねのランチ。私は「ゆば丼」を選択。こんなきれいな場所で昼食をとれるとは、夢のようだ。ゆばと白米で飯が食えるのかと思ったが、ポン酢やわさびがなかなか合う。あと、初期段階で何らかのダシのような味が染み込んでいるので美味しい。付け合せの汁も何らかのダシで、想像以上に美味しかった。ふたつでひとつ感あります。
相棒はゆば塩らーめんを選択していたが、ゆばが申し訳(メンマ)程度にしか入っていなかったので、ここでしかたべられないゆば丼をおすすめする。
もう本当に、空気は涼しくてずっとここにいたい感じがした。これは一体何なのかというくらい素晴らしい体験。
このあと、外で竹炭の団子も食べた。よもぎ、ゆば、竹炭味がある。甘じょっぱいタレで仕上がった真っ黒な団子は最高。砂糖か竹炭か不明のなぞの甘いジャリジャリ感が美味しい。ご賞味あれ
あとはロープウェイを下って、山を下って、石段を上りきったかのような偽造写真をゴール間際で撮影した。下りのロープウェイは、地図のような山々の地形の中に飛び込んでいく感覚があったが、あっというまに駐車場が見えてきた。。。
このあと甲府まで赴いた。そこで入ったお店(新橋の高架下にもあるような、お店の集合体とフードコートとのあいの子みたいな空間)で食事を。相棒に確認したところ「甲府ぐるめ横丁」でしたぞ。↓リンク
写真はお試し盛り合わせ。手羽先と、なんかのやつと、なんか胸みたいなのと、ももみたいなやつ(忘れた)。おいしかった。
とりもつ。漬けやタレものを私はあまり好まないが、これは別格!タレが絶妙な濃さで、鶏肉の味とタレの味がどちらもわかる。
串カツ。本日の最高峰。サイコロ状にカットされた赤身に衣でコーティング。これはうますぎた。衣も絶妙な薄さで肉の味を引き立てつつ衣の必然性もわかるバランス。美味しんぼの小物連中みたいに「うーんこれは絶品ですなあ」とか言いながらあっという間に完食。
あとワインも3種類飲み比べした。パンチが効いたのとフルーティなのとスモークっぽいのがあったよ(ど素人)。
おみやげは「甘いものが食べたかった」というジジくさい理由でみのぶまんじゅう。
みのぶみのぶみのぶ…典型的なお土産のまんじゅう、かわいい~
そんな感じで楽しんできたぞー!行った場所は立地とか含めて忘れないし、ここに来てどんどん知識が増えていく感じがする。それにしても、ロープウェイで登ったところのレストランは本当に素敵な思い出になった。みんなも引き続きステキな夏休みを!
また明日ごきげんよう~