007シリーズの中で最も多くパロディされたのがこれだというから見てみたのよ。センスよく鮮烈なオープニングだわ。
ゴールドフィンガーという富豪が金を集めてたのよ。そこに何か悪事のにおいがあるようで007が派遣されたのよね。美女がそいつのトランプのイカサマの手助けをしていて早速突き止めていい感じになってたんだけど、いつのまにか美女は金粉まみれになって死んでたわ。結局これ謎のままだったんだけどゴールドフィンガーがやったんでしょうね多分。
ゴルフするゴールドフィンガーの前に007が現れて単刀直入に金塊を目の前に放る。話が早いわ。このあとゴールドフィンガーの金を溶解する工場に忍び込もうとして追手が来る。途中に美女もいたんだけどほぼ無意味に殺害される。まああいつら手段を選びませんよアピールのために殺されたわね。女の命が軽いわ。
007は捕まるけど生かされて、飛行機で運ばれる。パイロットはもちろん美女。ゴールドフィンガーの計画が進行していくさまを見せられるのよ。すると、計画の真の目的が明らかになる。国中の金塊(おそらく)が集まってる銀行を襲撃、金塊を核汚染することで自身が保有する金の価値を釣り上げようというものよ。
007はさっそく美女を下半身で説得して味方につけたおかげで計画は失敗、連中は一網打尽となったわ。元々、戦闘機編隊が催眠ガスを町中にばら撒いて眠っているうちに銀行を襲う計画だったのよ。美女が通報したおかげでそのガスを入れ替えられたわけね。
途中でスパイ用の仕掛け満載高性能な車が出てくるんだけど、基本的にはそこ以外は1作目(普通の映画判定)と変わらないわね。オープニングはセンス良いがカメラワークも普通で、テンポも普通、ストーリーの展開も普通の普通づくしの映画だわ。目立って悪いところもない、まさに普通の映画(★★☆☆)だわね。でもあらゆるパロディの元ネタということで、見られてよかったわ。ごきげんよう〜
