【ネタバレ注意】 金持ちでイケイケのねーちゃんがスタイリッシュにお宝を手にしていく感じなのかな～と思ったら、私の見立てに狂いはなかった。
【主要人物】
・ララ・クロフト
・亡き父
惑星直列という不吉な現象(5000年に一度)が起こる前に、3種のお宝を探し出して破壊しておくというもの。中盤でグッズが揃うと時を巻き戻せるらしいことが発覚する。最後に揃うが、父ではなく相棒のためにそれを使って命を救って終わりよ。
この映画は、ララ・クロフトという存在が完成しきってるのが問題かな。「女性があこがれる女性」といった感じであらゆることを難なくこなすから、ちょっとよじ登ってちょっと頭を使うくらいでだいたい解決する。意外な困難がそれほどないのが問題だわ。なんか遺跡がぜんぜん大した事なくてしょぼいですみたいに感じるわ。
個人的ハイライトとして、ララ・クロフトと私のエジプトへの見解は一致していたわ。やはりエジプトってピラミッドと砂しかないんだなと再確認する。逆にその限られた題材で魅せたハムナプトラ(傑作判定)がいかにすごいかが浮き彫りになる。
最後、父親がらみで挑発を受けてそれに乗り、拳で戦うシーンはラストにふさわしく良かった。こんな熱い一面があるのかと。これをもう少し早くしていれば…。ちょっとクールすぎたかな。総じてこれは普通の映画ね。薄味のイケイケアクションです。ごきげんよう～
↓ピラミッドと砂しかない環境で魅せた傑作
