ステキな4コマ

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道後温泉の旅行記

ごきげんよう!

実はダンディ様は、3月3日仙台コミケの1週間前、道後温泉に行っていたのだ...

というわけで、今回は道後温泉の旅行記とする!Blogをお休みする前に書いておいたので、ようやく公開できるときが来た。一人旅ではなく、会社の仲良しクラブ的な催しで行ってきたのである。この催しの日程が決まるころはまだコミケ参戦を考えていなかったので、まさかこんなことになるとは。

 

1日目・道後温泉

行き先は愛媛県・松山の道後温泉で、羽田空港からの出発。大荷物を嫌うダンディ様は、2泊3日分の荷物をランドセル1つに詰め込み空港へ。空港はとても久しぶりだったので、あまりの珍しさに写真をバンバン撮影した。ベンツのレストランが可愛らしかった。ベンツも売っているらしく、なんで飛行機乗るところで車を買うんだという疑問もあったが、非日常感を味わうことが出来て楽しかった。

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↑ベンツのパンケーキ。ちょっと食べたかった

 

そして飛行機へ。ANA飛行機の緊急時の避難指導ビデオがとてもおもしろく、最後まで見てしまった。歌舞伎の登場人物が救命胴衣を着用したり、飛行機に乗っているのである。飛行機から滑り台で脱出するシーンは、浮世絵の世界にANAの飛行機が入り込んでおり、飛行機の場違い感が愉快で可愛らしい。必見である。

 

いよいよダンディ様の四国初上陸である。松山空港に到着。事前に見取り図で確認できるのは、とても小さくて何もなさそうだということ。しかしひとたび荷物引取コンベアを抜ければ、全面的にみかんがお出迎え!

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↑「あの伝説の」蛇口。蛇口からは、その季節いちばんおいしいみかんのジュースが出る。

訪れた場所の全てから、「みかん以外何もありませんが、みかんがあります!どうぞお越しください!」という雰囲気が出ていて、どこもかしこもオレンジ色である。「愛媛といえばみかん」を、想像よりも、とてつもなく強く前面に押し出していることが分かる。テーマがはっきりしていて、愛媛に降り立った瞬間からとても印象に残っている。これからみかんの王国へ入るのだと。

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↑空港に到着して、ひときわ目を引くみかんジュースタワー。

 

今回の旅は2泊3日、スタンスとしては「基本的には温泉に入ってのんびりするが、一日に1回は松山まで出歩く」という程度のアクティブ感である。道後温泉駅周辺だと3日目を持て余すくらいのボリューム感であった。

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↑もちろんバスもオレンジ。

とりあえず市バスでJR松山駅へ移動。そこから路面電車で道後温泉まで移動である。路面電車は初めてだったので、大興奮であった。ホームも、LEDではない電飾が、とても風情がある。しかしいざ乗り込むと、中はそこらへんの市バスよりよほど近代化されていた。路面電車は数回乗ったが、たまに古いものもある。内装も木造で、おりますボタンを押すと「チーン」と音(ほんとにベルの物理音)が鳴る。

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↑風情のある、路面電車駅

始発終点以外の路面電車のホームは交差点の中にあり、歩行者青信号のときにどさくさに紛れてホームへ、または降りて歩道へ行かなければいけないというのがなかなかおもしろかった。特にホーム、車道と車道の間に取り残されるのは、いてはいけないような所にいるような感覚である。

路面電車で松山市役所前を通過したが、昔の銀行のような石造りで模様の入った立派な建物、そして庭にはみかんの木が生えているという徹底ぶり。

 

この3日間で、名物と呼ばれているものは一通り食べることが出来た(はず)。ただし、一六タルトだけは、空港の天ぷらバージョンしか食べたことがない。大変美味であった。一六タルトは、ののじ形に餡が入ったタルトである。

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↑道後温泉の商店街。

いよいよ道後温泉までやってきた。空港から市バスで30分ののち、駅から路面電車で20分くらいであろうか。駅を降りて、道後温泉本館付近のホテルを目指す。商店街を抜け、ホテルへ。

この地を訪れた感想としては、お店の人が優しい。空いているときに行くと、ふだんはやらないミックス味をしてくれたりする。また、会計などでも急かされるような雰囲気がなく、穏やかな心と時間の経過を感じる。地元の人もとても優しい。ある店でお土産を買う時に、地元の方が「自分の梱包は数が多いから目前のお客さんの接客を先に済ませて大丈夫ですよ」と言っている場にも居合わせた。

まず道後温泉本館へ。行った初日が平日だったので、地元の人がお風呂に集っていた。建物内は昔の雰囲気を残したままで空間が狭く、隣のロッカーの蓋が開いていると声掛けをしなければ自分のが使えないほどである。その声掛けを通じてコミュニケーションが生まれているようだ。隣のロッカーを使っていたご婦人は、道後温泉に伝わる話を教えてくれた。かつてあの聖徳太子も入ったのだという。まるで、RPGでこの土地の人に伝説を教えてもらっている主人公の気分であった(裸だが)。

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↑道後温泉本館。夜はライトアップされる。

いざ温泉の中へ入ると、手桶がきちんとピラミッド型に積まれているのが良かった。合計3箇所入ったが、温泉は総じて熱めで、肩まで浸かる必要が無いほどである。縁に腰掛けて足だけ浸かっていても熱い。温泉によっては、屋外の風が吹き込む場所があり、そこのベンチで涼むこともできる。

風呂を上がったあとの水がうまいことうまいこと!足で踏むとピューっとでてくるあの機械である。冷たくて美味しい。ちなみに、椿の湯(道後温泉本館の近所)はドライヤー3分10円。これもまた風情がある。そして、風呂上がりの柑橘アイスが最高。

 

温泉の効能はというと、松山市のホームページを見ると、あらゆる身体の不調からうつ状態にまで効果があるらしい。というか、こんなステキな温泉地帯でゆっくりできたらたしかにうつ状態は和らぎそうである。

美肌効果は間違いなくある。東京の自宅に帰宅してからなんとなく尻を触ると、とてもすべすべになっており、自分の尻はこんなにも凹凸がなく滑らかだったのかと思うほどである。

 

 

2日目・松山城

2日目も、道後温泉・愛媛地域の怒涛のサービス精神を目の当たりにする。松山城へ登った。

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この写真は何かというと、松山城最新鋭のAR(拡張現実)アプリだ。現実はただ看板が立っているだけなのだが、ARアプリをインストールして、アプリ内のカメラで看板を見ると、このようにマスコットが出てくるのだ。左を見ると門があるのだが、門の右上に動画のウインドウが浮かんでおり、動画で当時の様子を観ることができる。

また、松山城が見える中腹の広場には、甲冑体験サービスとこのキャラクターの巨大マスコットがある。ここで甲冑体験をしようものなら、怒涛のサービスタイムの始まりである。 着せるスピードも早いし(しかも着せている間に重さや装着の解説をしてもらえる)、そのあとの写真もたくさん撮ってくれる。なんだかんだで20数枚は撮ったであろうか。すべて無料である。

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 斬り合っている様子や、あの、いざ出陣みたいな写真も撮ってもらえるのである。一人で体験をした子供には、「はい、あのマスコットに切りかかって下さーい」と熱血写真指導。一人でも二人でも楽しめる甲冑体験である。

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↑本格的な撮影スペースがあり、バンバン写真を撮ってもらえる。

 

次に、松山城攻略後の記念メダル製造装置である。入力装置の写真はこちら。

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いったい何年前から稼働しているのだろうと思う。これはこれで、松山城並みに歴史的価値があるのでは?メダルは作らなかった。

 

3日目・東京へ

 3日目は、早朝に風呂に入り、少しのんびりしたあと、リムジンバスで道後温泉から空港へ直接移動した。

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↑リムジンバスでの一幕。シンプルかつ自然なギャグに感心する私。

行きは羽田空港なのだが、帰りは成田空港であった。遠いし混んでるしなんだこの空港は!怒りの帰宅をすると、空港が遠いせいで37℃の熱が出ていた。ダンディ様は繊細なので、張り切ったり遠出するととても疲れる性質である。コミケが迫っているので、結局翌日はお休みすることにしたのである。

 

ここから奇跡的にコミケの準備を進め、無事に当日を迎えたのであった。旅行もコミケもどちらも楽しむ完全無欠のダンディ様のステキな旅行記、これにて終了である!

それではまた、ごきげんよう!

 

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