ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

知ってるからと侮るなかれ「スパイダーマン」

冴えない学生の子がクモに噛まれて不思議な能力に覚醒する。悪い奴と戦って倒すだけなんだけど、このシンプルなストーリーが丁寧に盛り上げられているのよね。

スパイダーマン

【主要人物】
・主人公
・好きな子
・友人父

クモに噛まれてから自分の肉体の変化や力に気づき始めるんだけれども、そのスピードもゆっくりで生活に根ざしているから没入できる。そして完全に力に目覚めたことを悟ったときの開放感ある演出も良い。そして手のひらではなくて、傷口から糸を出していたということも新しい発見だったわ。

そんな中で友人の父が薬を使った実験で暴走し始めて、悪役として覚醒してしまう。好きな子とも距離が縮まらなかったりする中で、とうとうスパイダーマンとしての活躍が始まる。

ハイライトはやはりキスシーンね。好きな子を助けたんだけど、逆さまにぶら下がったスパイダーマンに対して女の子がキスをする。マスクを口のあたりまで下げてキスするという、この映画にしかできないキスシーンだわ。ただ彼氏がいるのにそんなことしていいのかよとも思うんだけれども。

もう1個のハイライトシーンは、友達の父から隠れるシーンだわね。天井に張り付いて逃れようとするが、傷口から血液が滴る、その一滴を聞き逃さない友人父の化け物ぶり、その緊張感、逃げ回るスパイダーマンと言う構図が本当に素晴らしく、緊張感がある。

敵とは2、3度戦うが、最終的に正体が判明する。数回戦った中でも新鮮な技の使い方があるので、何度見ても楽しめる。クモの糸で封じたりターザンロープみたいに飛び回ったり、引っ張って壁を倒したりなど様々ある。

最終決戦を経て友人父は死亡して、一方でヒロインは主人公に好意を持ってくれる。ところが、それを主人公は断ったので結ばれる事は無い。大いなる力には責任が伴うし、戦っても戦っても愛する人が傷つくのだから。父の葬儀後、友人は改めて主人公との友情を確認した。そしてスパイダーマンを憎む。この展開も本当に私の好み。大満足だわ。

もう本文に書いてある通りなんだけれども、すごく作りが丁寧で戦いやスリルを盛り上げるカメラワークが素晴らしい。単なる漫画原作ものと思って見ていたら、良い意味で驚かされる作品だった。良作ね。ここ最近の良作判定の作品の中でも、かなり上位に位置すると思うわ。続きも見てみようかな監督同じみたいだし。ごきげんよう〜

スパイダーマン

スパイダーマン

  • トビー・マグワイア
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