【ネタバレ注意】ドーミーで早々に風呂に入った私はシャンプーの香りをさせながら高松駅の近くまで来る。と、潮の香りがしてくる。レクザムホールに近づくと、まだ徒歩3分あるはずなのにもう信者さんの入場待機列が!様々なファッションの信者さんがいて、法被(今回のミサツアーから販売のグッズ)もかわいいな、などなど考える。時間に余裕があるから近くの岩に腰掛けて列が短くなるのを待つ。夕日で温まってんのよ岩が。お尻があったかい。列が途切れる気配がなくて埒が明かんと思って列に並んでスムーズに入場したわ。
- 開始前トーク~聖飢魔IIお出まし
- 「Kiss U Dead Or Alive」~「Is Everything In Reverse? 」
- トーク~「老害ロック」~「Oblivion」
- 10分休憩~少女の悲鳴のコーナー
- 「FROM HELL WITH LOVE」からのラッシュ
- アンコール~終了
開始前トーク~聖飢魔IIお出まし
ステージには結晶のような白い石のセットが組まれ、背後に横長の巨大スクリーン。開始前のトークはルーク参謀。「僕と君と絆」という曲を作曲したとこのとでご披露される。「柄にもない曲だなあ」と信者たちが感じ始めたころ、サビで「悪魔物品を買ってくれ〜♪」とともに猛烈なグッズ紹介&宣伝が展開され会場は大爆笑。
「Season Ⅱのテーマ」が流れ始め、信者の手拍子が響き渡る。Season Ⅱ大教典のビジュアルと同じく空の下に並んだ聖飢魔IIのシルエットが現れた!私はもうここで涙。さいたまスーパーアリーナのミサからの接続を思うともう…。
「Kiss U Dead Or Alive」~「Is Everything In Reverse? 」
「Kiss U Dead Or Alive」から始まる。完全に新しいミサなんだと確信する。そのあと旗を掲げ信者を導くように「Next Is The Best!」。そして「地獄のMaking Love」、ここから初めて演奏される楽曲がお目見え。この曲は上位に印象に残っている。なんとなく水の中にたゆたうようなイメージを膨らませていたのだが、スクリーンにはステージの結晶のような透き通ったイメージ。この曲の新しい一面を知ったような心地だわ。
トークをはさんだのちに「Cub The A.I.」。この曲もミサでの演奏が楽しみだったので嬉しい。ついで「I See You!」が演奏された。これをずっと待っていたわ。「Season Ⅱ」で一番お気に入りの曲なのよね。背景の映像演出も心電図由来のシンプルなもの。映像でこれしか情報がないのがこの曲の情緒をますます盛り上げているわ。
続いて「Is Everything In Reverse? 」やはりバラードはミサでの聴き応えがある。大教典を聞くとイヤホンの性能に依存するが、ミサでは音圧や息遣いが違う。その息遣いを最も強く感じられるのがバラードよね。その場で語るからこそのゆらぎが歌に反映されていて、語りかけられているという実感を強く持ち、歌の世界に入っていく。白い舞台がライトの色を拾う。 特に青と白のライティングなのよね。私がSeason Ⅱ に抱いていたイメージとぴったりだわ。
トーク~「老害ロック」~「Oblivion」
ここでトークで、今回は期間が明示されていない再集結だということをお話される(嬉しい)。メンバー紹介をするものの構成員の皆様は満身創痍。今回は香川ミサだが、なんとルーク参謀は小麦を食事制限していてうどんが食べられないのだという。「(悪魔物品を買って)応援よろしく!わかってるよな!」という圧力を信者にかける。ジェイル代官の入院エピソードが展開されるが、治療の話を聞いているうちにあまりの壮絶さに血圧が下がってロボコップ見たときみたいになってしまって、ちょっと座って水を飲んで復活したわ。
曲の最初にDiscrimination(差別)という言葉が掲げられ、 「Galaxy Of Black Hole 」が始まる。不思議な手持ちカメラでステージから撮影する。背景のスクリーンが映り込むと構成員のシルエットが無限に続き、楽しいブラックホールに吸い込まれているかのような心地。そして、みんな大好き「老害ロック」。最終盤での老害トークはヤドン(うどんと似ているという理由だけで選定された香川県のポケモン)が強引だという話と、ならラドンでもいいとかグドンでもいいという話に。カミソリシュートに「そこの老害!例えが古い!」と言われるオチ。
このあと「Oblivion」。この曲は特にミサで見ることの意味やインパクトが大きいように感じた。”静止”が映えるよのね。曲で聴いてると継ぎ目なくゆったりと流れていくイメージなんだけど、閣下の実際の動きが伴うとこの曲にさらにメリハリを感じるようになる。より締まった印象になってすごく驚いたのだわ。最後にライティングが一瞬変わって目を引くし、特にこの曲は演出が慎重に設計されているのではないかと感じたわ。
10分休憩~少女の悲鳴のコーナー
このあと10分休憩でDJはライデン殿下が担当。寄せられた質問に回答していくが10分はすぐ経過する。「緑色の雨 (ライデン殿下作曲)」がゆったりと流れて、そのあといつもの聖飢魔IIが出てくる気配が漂い始める。そしてなんと演奏されたのは「GO AHEAD!」のイントロ!そして棺桶が運ばれてくる。閣下がお出ましになるが、それはいつもの聖飢魔IIとは全く違った印象をもたらし、私はまた涙を流す。
そしてライティングの雰囲気が明らかに変わった(というかいつもの聖飢魔IIの赤基調に戻った)と感じたので、やはりSeason Ⅱは今までにない新しい聖飢魔IIの姿なのだなと確信する。「地獄の皇太子」で駆け抜けてからのトーク。聖飢魔IIは常に未来を作っている、そして信者はその共犯者なのだ。
ここで蝋人形の気配がする、少女の悲鳴のコーナー。ここの閣下のお話でオリーブが香川で栽培されて広がったという話を初めて聴いた。話題はいろんな悲鳴に飛び火し、「崖から落ちるような悲鳴」というルーク参謀の持ちネタが披露される(会場大爆笑)。信者への演技指導も入り、お手本を披露される閣下もさすがの落ちっぷり。
「FROM HELL WITH LOVE」からのラッシュ
「FROM HELL WITH LOVE」も嬉しい。曲の中盤から「THE OUTER MISSION」に展開。STAINLESS NIGHTのようにマイクスタンドが発光するが、最初(GO AHEAD!)と同じで、見慣れたはずの演出で違う印象を与えてくる。「BIG TIME CHANGES(キーはロンドン公演のもの)」から「恐怖のレストラン」へ。嬉しい驚きしかない曲のラッシュ。そしてゼノン和尚のベースソロへ。ジェイル代官があの不思議カメラで撮影、閣下のおもしろキーボードも炸裂。さらに「蝋人形の館」。最後に「FROM HELL WITH LOVE」の最終部分へと接続し、ロングシャウトとともに紋章が浮き上がる演出はまさに荘厳な宗教儀式そのもの。とてつもない情報量だわ。
ゼノン和尚のベースでスクリーンに流れるDR XENON ISHIKAWA という赤大文字がかっこいい。ベースのリズムとビジュアルが調和していて和尚の展開する世界に引き込まれていったわ。前回ツアーの有害ロックの時といい、聖飢魔IIはやはり日本のバンドで、かつ言葉をあやつるバンドなので文字で表現されるビジュアルにすごく重厚な雰囲気がある。もっと文字に寄った表現もスクリーンで見てみたいなと感じさせる。
アンコール~終了
会場の都合でアンコールを省略し、「LOVE LETTER FROM A DEAD END」が演奏され、疾走感そのままに締めくくられた。あまりにも鮮やか。そして聖飢魔IIは次の地へと旅立っていった…。
最後に閣下が歌う「22歳の別れ」が新しく発表された。切ない終わりだわ。 最後は閣下よりアナウンスで「ちゃんと楽曲の英語を日本語訳しろ(意味を調べろ)」とのお言葉を賜る。いま全曲レビューも書いてたからちょうど調べていたのでちょっとホッとする私。会場が明るくなっていつもの死ね死ね団のテーマが会場に流れて終了よ。そのあと、Season Ⅱの中でもミサで演奏されなかった曲が流れていったわ。会場を後にして、ドーミーインに戻ってご機嫌に大浴場に入って、幸せな気持ちのまま就寝したわ。香川まで来た甲斐があった。ごきげんよう~
↓これ以前のミサレポ
