WindowsXPのUIとか久々に見たわ。この映画のほとんどはPC上のUIを通じてのカメラワークなのが特徴的。つまりずっとPCがうつっているのよ。Googleで調べる場面もあるし、通話アプリのときには顔が映るわ。
あらすじを見て知ってるんだけど、マーゴットという娘(父子家庭)が行方不明になって父親が事件を解決するために頑張る話なのよ。そこで、誘拐される前にマーゴットがすくすく成長していった様子がPC上の思い出動画とかで表現されるけど、ちょっとくどいなって感じたのよ。この後誘拐されるのもわかってるからさっさと進めろよとなるのよ。感動的と言うほどの仕立てでもないから演出もまあ普通レベルなのよこの映画。このシーンに魅力がないとマーゴットの父に感情移入できないわよね。
特にチャットでのやり取りが多いからキーボード入力するときにカチャカチャ言うんだけど、カチャカチャがうるせえなって感じたわ。つまり視聴者が集中できるようなストーリーになってないのよね。だからこんなノイズに惑わされる。
この映画前半が退屈で、おまけに父が娘マーゴットと疎遠だというのを叔父がセリフで言っちゃうのよ。疎遠であることは娘とのやり取りや父の言動からそれとなく察せられるべきよ!だいたいPCという豊富な材料があるんだからなんとでも表現できるでしょって思うわ。あとこの映画は演出をBGMに頼りすぎ。
マーゴットが行方不明になって父が交友関係とかを探して警察と捜査することになる。んで犯人が知らないおっさんだったのよ。さらに真実が明らかになったら警察の息子がやったことで崖から突き落としたと。母親である警察が偽装して知らんおっさんのせいに仕立て上げたと。左様でございますかって感じよね。娘は崖の下でまだ生きていたらしく生還して父親と仲睦まじい写真を撮ってデスクトップにして終了よ。
他にも色々ごちゃごちゃと話があったのよ。叔父がマーゴットとクスリをやってただとか。それも「母親のことを話したかったのにそれに付き合ってあげないから疎遠になった」みたいなセリフで言っちゃうからね。演出する気があまり感じられないのよ。演出が良くないから、伏線のつもりで配置したことが視聴者にはピンときてないんだわ。マーゴットについてのショッキングな事実が露呈しても視聴者に驚きがないのも演出がうまくないからだわね。これについてはMercy/マーシー AI裁判(傑作判定)がお手本になりそう。キャラクターが薄くてもちゃんと演出はできるはずなのよ。
まるっきりダメというほどではないけど、これは普通の映画(★★☆☆)ね。視界の端で再生している分にはまあちょうどよいかなという程度。それにしてもWindowsXPでInstagramってできるのかな。ごきげんよう~
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