なんかでっかい船がキャーってなって(雑)、小さい船が遭難してこのキャーした船に流れ着くのよ。でも船には人がいない。カメラワークは良くない。
あらすじでは人間をウイルスと認識した機械が人間を襲ってくる話なのよ。なのに機械が出てこなくて「早く本題に行けや」と思ってたわ。絵面もアレで、キャラの立ってないおっさんおばさんが船に要るだけで全然盛り上がらないし区別もつかないという地獄のような状態。なんか30分くらいしても船の上でなんかやってるのよ。1人ずつ殺されていくスリラー系からはじまるんだけど、カメラワークがダメだからスリラーが成立していない。
キャーした船の生き残りが合流して話が進むんだけど、コード配線があちこちにあって機械が襲ってきて逃げて、の繰り返しなのよ。なんか造形がターミネーターみたいだなと思ってたら監督はT2の美術担当らしい。正直監督には向いてないわ。
船長がなぜか機械に身体を捧げだすんだけど、キャラクターの設計が浅いからオメーの行く末なんかそんなに気になんねーよというのが正直なところ。肉とマシンの融合したグロテスクなのが作りたかったんですねって感じ。たしかにそこだけは気合が入ってたけど、悪い評価を覆すほどのものではない。世界観が上手く構築できてないから機械が浮いてるのよ。
結局監督が作ったいろんな機械がお披露目されて逃げていくうちに人数減ってって最後の2人になって逃げ出して救助されたわ。最後に何故か一瞬不穏な夢オチがあるんだけど意味がないのよ。意味がないシーンを挿入するんじゃないよ!思い返せばコンピュータが人間をウイルスだと学習したのに取り込んで改造はするってどんな理屈だよ。
これっていわゆるB級映画ってやつなんだろうけど、B級だろうが良作は存在する。アタック・オブ・ザ・キラートマト(良作判定)のように、テンポと世界観をちゃんと整えれば戦えるのに、世界観ガバガバだしテンポも悪いからどうしようもなくなってる。総じてこれはダメな映画ね(★☆☆☆)。ごきげんよう~
