男の人が殺されちゃって、恋人を守るためにインチキ霊媒師を介してなんとか守ろうと奮闘する話なのよね。私の好みのプロットだわ。
出だしのスタッフの名前とかが出てるところですでにカメラワークが良かったからいい予感がしたわ。いちいち背景の切り取り方もセンスがいい。個人的ハイライトは死んだ時の場面で、犯人を追いかけて、追いつかずに諦めて戻ってきたら自分の死体があんのね。そこからゴーストの世界になる。ゴーストはさわれないけど、なぜか触れる個体がいて電車で殺されそうになったりするのよね。ゴーストも無敵じゃなくて緊張感があるわ。
インチキ霊媒師(ウーピー・ゴールドバーグ)は霊感全然なくて重課金させて霊と対話させますみたいなサービスをやってたんだけど、主人公の声だけは聞こえたのよ。そこからヒロインに接触を試みるんだけどうまくいかない。そんな折、共通の知人が主人公殺害に関わってきたことが発覚する。
銀行勤めで400万ドルがカギになっていた。主人公はインチキ霊媒師を使って偽名で引き出させ、口座を解約する。その後友人のもとへ化けて出たような演出をして脅すなどしてどんどんゴーストとして力をつけてくる。もうこのあたりで物理的にモノに触れるからね。ちなみに400万ドルはシスターに寄付されたわ。
最後に霊媒師の身体を通してヒロインと触れ合うところは素晴らしいロマンス描写ね。ロマンスとゴーストもののバランスがいいわこの映画。主人公が悪いやつ2人を地獄へ送って、最後は自分が天国へ行くところで映画は終わるのよ。
この映画はゴーストを存在せしめるだけでなく物理の壁を突破するというパワーがあるわ。それを盛り上げるカメラワークも。そしてロマンスとゴーストのバランスもあり、大変満足感の高い映画だったわ。ちょっとだけテンポ悪いところもあるけど許容範囲。これは総じて良作(★★★☆)と言えるわね。「摩天楼はバラ色に」(未レビュー、良作判定)を見終わった時と同じような充実した気持ちだわ。ごきげんよう〜
