ストリップダンサーの女性の親権のゆくえが主題になった話なのよね。裁判で負けたんだけど熱烈な客が親権を取り戻せるよう議員をゆするって言ってくれたのち水死体になって上がったのよ。あんなに情熱的だった客の死体が浮いてきてあちこちに迷惑がかかってるのがこの映画がコメディだと予期させるわ。
会話のテンポは小気味良く、特に罵り言葉のセレクトにセンスが光る。そして作品のハイライトはなんといってもストリップシーン。ダンサーが舞台に上がって披露するパフォーマンスは色気とダンスのストーリー性、エンタメ性のバランスが取れていて素晴らしいの一言。もちろんおっ⚫︎い出てくるから公共の場で見ない方がいいわよ。
注目したのは面づくり。画面の中はごちゃごちゃな店や風景、部屋の中でもカーテンや小物がわんさかある。そんな中でも気を散らせない視線誘導は何か少し特殊なものを感じたわ。多分カメラワークが良いのね。
ある議員が主人公に惚れて熱烈なアプローチをしてくる。それでパーティやってる船に招かれて出張ストリップをしたりする。その議員が次の裁判に関係あるから録音とかしたりしてたわ。
その中で事件は解決するんだけど、残念なのがこの映画後半にかけて明らかに失速してるのよ。舞台がストリップ劇場から離れるから絵面的にも華やかさがなくなるし、このへんで誰が何やってて何を掴もうとしてるのかよくわからなくなったのよね。おじさんがいっぱい出てくるから。最後はなんやかんやで娘の親権を取り戻して終了よ。
後半の失速が非常に惜しく、これは残念だけど普通の映画(★★☆☆)と言わざるを得ないわね。前半のテンションで話が続いてくれれば理想の映画だったわ。とはいえ、お酒を飲みながら1人で見るにはうってつけの映画ね。同性の友達と一緒に見るのがおすすめよ。ごきげんよう〜
