ヒッチコックの期待値が高まりすぎたのよ荒木飛呂彦のせいで(人のせい)。年代が違うからこういうことが起こるんだわ。私にとってはそのヒッチコックを咀嚼して洗練させた荒木飛呂彦こそが彼にとってのヒッチコックと同じように神格化されてるのよ。
ヒッチコックの表現手法は私の年代にはもう手垢がついてるから今更改めて見てもなって感じなのよ。もちろん元ネタの元ネタを知るという意味で価値はあるわ。しかしながらヒッチコックの映画結構退屈なのよね…。
足を骨折して動けない写真家が娯楽として窓の外を眺めているうちに、殺人事件の疑いがある動きを見つけて大騒ぎする話ね。看護師と彼女が家に出入りしているから、その2人も巻き込んで大騒ぎしていく。ただ、殺人の疑いの目撃まで40分もかかるのよ。この時点でだいぶテンポが悪いわ。やっぱり今の時代に合わせて作っているわけではないから仕方ないのよね。
向かいの家が妻をバラバラ死体にしてトランクに詰めたとか大騒ぎしてた。警察の友人も呼んで騒ぐんだけど決定的な証拠があるわけじゃないのよ。そこがまたじれったさに拍車をかけるわね。中庭に犬が掘り返している花壇があって、その犬はそのあと死んじゃうもんだから怪しい怪しいって大騒ぎ。最終的に家のおっさんをおびき出して、彼女が家や中庭を探るようになったのよ。
最終的にバレて疑いのおっさんが家まで来て、カメラマンは窓から突き落とされてもう片方の足も骨折、警察が駆けつけて解決した様子が映されるんだけど、事件が事実だったのかどうかがわからない。事実でなかったとしても窓から落とそうとしたから逮捕されたんだろうか。それにしても1時間半以上拘束されてそりゃないでしょって感じだわね。
カメラワークもシンプルすぎるし、テンポも悪くてこれは普通の映画(★★☆☆)と言わざるを得ないわね。謎のばらまき方とかはいいんだけど。やはり今見る感じではないわね。ごきげんよう~
↓ヒッチコックのことをこの本で知った

