ステキな4コマ

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ダメ映画の勉強用「13日の金曜日」

私が見たのは2009年版というなんか新しく作り直されたやつだったんだけど、正直このクオリティなら作り直す工程は無駄だったと思うわ(超過激派)。ほとんど展開もわかりきって早回ししたのよ。どうせジェイソンが来るんだとわかりきってるなら、その合間を優れた演出、演技、カメラワークで埋めるべきなのにそれができてないのよね。

13日の金曜日(吹替版)

キャンプ場で若い男女がやってきて1人を除いて殺される、その1人も似てるからという理由で監禁されてて、兄貴が探しに来るのよ。ジェイソンを倒して兄貴が1人だけ生き残って妹と帰れると思ったら死んだはずのジェイソンが襲ってくるところで終了、こんなことをやるのになんで2時間近くもかかんのよ!

ジェイソンにそんなにキャラクター性もない上に、さらにキャラクター性のない餌食たちの行動を見せられる、しかもカメラワークも退屈という地獄のような映画だったわ。

男女の性行為とかがよく出てきたんだけど、これが「こいつらは殺されて当然です」のアイコンとしての表現でしかないのよ。殺されて当然の連中が来てることはもう分かってんのよ視聴者は。だからそれ以上の表現が必要よね。たとえば生(性行為のエネルギー)と死(ジェイソンがもたらす死)の対比みたいな概念が見たいわけよ。それも全然できてないわよ。X(良作判定)見て勉強しなさい!殺人鬼と若者たちという基本構造はまったく一緒で、キャラクターの個別の性へのスタンスとか、若さを見たことでの老人たちの性(生)への渇望がよく出ていて鮮血もすごかったわよ。

カメラワークもアレだし、画面が大体暗いから色彩もいまいち。森の中の自然も、滴る血液も引き立たないのよね。だからジェイソンが写ってないシーンはほとんど早回しよ。というかもはやジェイソンが写ったとて…って感じよね(ド直球)。

キャラクターの作り込みも絶望的。序盤に言われているのが、ジェイソンがかわいそうな子で写真のペンダントがあって、という背景があるんだけどそれしかないのよ。何を感じろって言うのよここから。ジェイソンがホッケーのマスクを後半から付けだしてこの姿が有名になって独り歩きしたのね。この作品から得られた唯一の収穫だわ。

こんなんだからえらいがっかりしたわね。モスラよりもがっかりだわよ。これは文句なしのダメな映画ね(★☆☆☆)。ダメな映画がなんでダメなのかがお手本のように詰まっているから勉強用と割り切るしかないわ。ごきげんよう~

↓比較対象となったX(良作判定)

www.jokerdandyjoker.com

 

↓引き合いに出されたモスラ(普通の映画判定)

www.jokerdandyjoker.com

 

13日の金曜日(吹替版)

13日の金曜日(吹替版)

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