ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

ただ人騒がせだっただけの映画「カッコウ」

Amazonで話題作だったのよねコレ。前半はちょっとスリラーで、後半謎が解けてからは盛り上がるように展開していく。トイレの個室のシーンなんかはスリラー的に結構これから何かあるんだなと予期させてよかったわ。

カッコウ (字幕/吹替)

グレッチェンという女の子がいて、父親が再婚したのかな、それで肩身の狭い想いをしていて母親の留守電に悲しみのメッセージを残しているのよ。義理の妹がいて、なんか引っ越ししたみたいなのよね今回。

それでなんか近所のおっさんがホテルのアルバイトを斡旋してくれてそこで働くのよ。その中でこのコミュニティが変だから脱出を試みるんだけど、女が追いかけてくるようになるのよね。

一応、映画に出てきたものや登場人物、エピソードを全部使って話を綺麗に片付けようという意思は感じられるのよ。このシーンは後から見ればこの意味だったのねというのがあるんだが、2日に1本という映画ノルマをしている身だとちょっと戻ってみる気にもなれず。

ただ、もともと説明の裏を読むのが苦手な身からすると謎だらけなのよこの映画。なんでここリピートしたの?ってところが3箇所くらいあるのよね。頭おかしくなるわ。犯人は隣のおっさんなんだけど、カッコウと人間のハーフみたいなのを一生懸命育ててんのね。ただ、このカッコウの托卵システム自体がどういう仕組みになってるとかなぜグレッチェンが狙われるのかとかそういうところを全部回収せずに終わるのよ。この説明なしに視聴者を満足させるレベルの映像体験があったかについては明確にNOだわ。

さらに、謎や犯人が明らかになってからの面白さは明確に損なわれているといわざるを得ないわ。スリラー頼みの展開運びだったのね。

話題作なんてさっき言ったけど、話題を作ったというかただ人騒がせな映画だった可能性も大いにあるわこれ。ちゃんと映画を作る技術があることはわかるんだけど崩し方が変ですよって話ね。技術演出はそこそこの娯楽として楽しめない映画ということで、これは普通の映画ね(★★☆☆)。ごきげんよう〜