最初は孫悟空の話をドラえもんで実演してくれるのよね。ドラえもんのキャラに置き換えて実演してくれると退屈しないからいいわね。
孫悟空がのび太にそっくりだという話になる。そこで唐の時代に孫悟空を見に行った一行は、結果としてドラえもんが用意したゲームでコスプレしたのび太を見せられるのよ。それが原因でゲームの世界の悪者が現実世界に出てくるから戻しましょうって話なのよね。ゲームの孫悟空としての能力をのび太たちが受け継いでいるのが今までの映画とは違うポイントね。
中国なのに、ほんやくコンニャクなしで喋れる少年リンレイが意味深に登場する。のび太が助けた時に孫悟空と呼び、会うのも2回目だというのね。
なんだかんだいって事態が動くのが30分くらい経過してからなのよね。妖怪が唐の世界を支配してその手が現代日本にまで及んだ結果、同級生や両親が妖怪になってしまったのよ。トカゲのスープをママが出してくるシーンはそんなに大したことないけど、ママが階段を登ってくるシーンが顔を映さないアングルなのは素晴らしいわね。
あとは悪いやつを追いかけてやってけてたり合宿してたりする。タイムマシンで行き来するから時系列がねじれてリンレイとの1回目の出会いも果たす。本物の三蔵法師を守りながら進んでいくんだけどリンレイの策略(実は妖怪だった)によって誘拐されちゃうのよね。でもリンレイには罪悪感が芽生えて、のび太たちを助ける形で城の中へ案内し、結果として牛魔王との戦いに入る。ここで主題歌がかかるのは最高に熱いわね。
この映画の問題点なんだけど、牛魔王と羅刹女をゲームの世界に帰すことなくそのまま殺しちゃったのよね。しかもこの2人はリンレイの両親なのよ。ショッキングですみたいな演出はあるにはあるけどちょっと物足りないというか。でもここで殺しちゃわないと話が盛り上がらないくらいには他が地味なのも確か。
最後リンレイは三蔵法師の旅についていくこととなり、ドラえもん達も元の世界に戻ることになって終了よ。
話は結構シンプルで戦って終わるんだけど、この内容ならもっとカメラワークとか頑張ってほしいところね。テンポもまあ良くはないんだけどドラビアンナイトとかよりはマシだから普通の映画(★★☆☆)ね。ところどころ目立つ演出はあるんだけど閾値を超えるものではなかったわね。ごきげんよう〜
