イケイケ男とオタク男の警官コンビが潜入する話ね。前回が良かったから期待も大きいんだけど、監督が違うのよね。これがどう出るか。
潜入捜査に失敗して大学潜入の任務を与えられる流れなのよ。ところがこの導入でキャラクターが前作ほど立ってないしトークも軽妙じゃないことがわかるのよね。今回の任務は大学に潜入して、Wi-Fiの名で流行ってるドラッグの元締めを捕まえることにあるわ。被害者のシンシアが薬を受け取ってると思しきシーンが写真に残っている。
今作のハイライトかつほぼ唯一の笑いどころはハム綿棒のシーンね。なんかイケイケの方にラグビーで友達ができるのよ。きっかけとなるのが落とし物をした時のシーンでハムサンドを相手が落としたとこに自分が綿棒を落としちゃうのよね。「すまない、ハムが綿棒に」「いや、綿棒がハムに」って、ここが一番前作に近かったんだけどここほどのシーンはなかったわこれ以降。
オタクの方は美術系の女の子と親しくなるんだけど、上官の娘だった。その子とイチャイチャするのをいつも見せられているルームメイトはそれなりにコメディ映画らしいキャラ立ちをしていたわ。大学生にしては年老いていることも見抜かれている。
今作は割とストーリーを作りたかったのかなと思うんだけど、シンシアの方が実は売人ではないかという話になる。捻り方は悪くないけど、そこまでの場繋ぎをするのがキャラの立った主人公たちで、軽妙なトークとある程度下品な大学生活がそれを彩らなければいけないと思うわ。前作からの期待もあるのだから。
結局事件は妙にキャラの立っていたルームメイトの女の子が黒幕だった。これが発覚して以降、主にバトルのシーンとそのセリフはとても軽快で別の映画かと思うくらい作品が輝き出した。静かに観察していた(警官の潜入調査と見抜いていた)だけのこともあるし、上官も巻き込んでバトルになったのは前作からすると嬉しい。これならもっと追いかけっことか入れてドタバタの学生生活にすれば良かったのに。
監督が力が発揮できる分野を映画にふんだんに盛り込んでいないから前作との差別化も難しく、小さくまとまって終わってしまったわ。終盤で盛り返したとはいえ、前作と比較するとこれは普通の映画(★★☆☆)と言わざるを得ないわ。この映画はキャラクターの振る舞い命で、その財産が前作で築かれているにも関わらず活用できていなかった印象だわ。ごきげんよう〜
↓前作
