ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

演出不足だが良いクリスマス映画「キャンディ・ケイン・レーン」

家族で安心して見られるクリスマス映画って感じね。話の中心テーマは「家族」になっていてクリスマスの王道中の王道といった感じだわ。主人公=父(エディ・マーフィ)がクリスマスの飾り付けコンテストで優勝したがっているというのが話の発端なのよ。クリスマスの雰囲気もかなりよく出ていて、飾り付けに張り切る街の人の慌ただしさが素晴らしいわね。主人公夫婦のうち、旦那は職を失って、母親は昇進しようとしている。カメラワークは普通くらいかな。

キャンディ・ケイン・レーン

大会で使う飾りを求めて不思議なクリスマスのお店に入る。するとまるでハリー・ポッターのような不思議な世界に迷い込んだ雰囲気があって、ここは頑張って演出されてるなと感じたわ。そこの女主人からグッズを買って、クリスマスツリーを組み立てた。ところが、クリスマスの飾りが逃げ出して暴れているようなのよ。またあのお店に行くと人形が動き出していて、「女主人(実はエルフ)にやられた」と言うのよ。主人公は購入時にレシートにサインをしてしまっていて、その契約でどうやら5つのリングを集めなければいけないらしい。リングは逃げたクリスマス飾りたちが持っているわ。

とにかく店の人形を家ごと盗み出して自宅へ持ち帰り、作戦会議をする。この辺からして、ナイトミュージアムのような雰囲気を演出したいのかなと言うところを感じるわ。個人的ハイライトは、自宅に運ばれた人形たちが、その家の子供たちのおもちゃを見てびっくりするシーンね。「オペレーション」って言うゲームを目ざとく発見するのよ。これ、昔メガハウスから発売された「ビリビリドクターゲーム」って言う不気味なゲームがあって、まさにそれの本場モノなのよね。まさかここで出くわすとは思わなかったわ。しかもアメリカというグロの本場だからちょっと日本のよりグロテスク(偏見)。

人形と相談して娘がサンタさんに手紙を出して助けを求め、後はちょっと家族の喧嘩シーンが入る。その中で父親は初めて、今回の作戦に失敗したら自分は人形とされてしまうことを家族に打ち明けるのよね。そこから家族の団結が強まってリングを集めていく。ただ、なんやかんやあってリングは実は40もあってそれを集めなければならなくなった。サンタさんもやってきて、ちょっとは手伝ってくれる。しかし38個しかない。主人公もとうとう人形になってしまう。ただ、主人公夫婦の指に輝く結婚指輪が2つあったことでリングが揃った。なおかつ、子供の願い、つまりサンタさんに出された手紙によって、残りの人形たちも、すべて人間に姿を変えて、みんなサンタさんのそりで帰っていったわ。

最後に母が仕事で昇進し、元人形が家に遊びに来て新鮮なカモを持ってきた。「Fresh killed mallard(ド直球)」って言ってたわ。そして家の外へとズームアウトしていくことで、主人公一家がキャンディ・ケイン・レーンコンテストに優勝したことが明らかになったわ。さらに今度はエルフが人形として登場し、店の新しい主人が主人公になったことが明かされて終了よ。

ファミリー映画として手がたくまとまってるかなと言う印象だけれども、盛り上げ方がちょっと足りない気がするわ。多分カメラワークに問題がある。たとえば店に忍び込むときのカメラワークとか、サンタがやって来る神秘感とか。あまり演出にCGを使っていないから、なおさらカメラワークの役割が重要になってくる。ただ目立った欠点もない、これは普通の映画(★★☆☆)だわね。甘い飲み物とかお菓子を用意して仕事をするときに、家の中で垂れ流してたら最高って感じだわ。ごきげんよう〜