犯罪者が撃ち合いしておもちゃ屋に逃げ込むのよ。この時点でカメラワークが良かったわ。視聴者の近くに配置されている車の窓ガラスが割れるというインパクトのある演出から、陳列された品物の隙間をのぞいて撃ち合いする。警察に追い詰められて死に際に祈りの言葉を発して雷が落ち絶命する。結構パワーのある演出だわね。あとこれグロテスクな映画なんじゃないかと怯えてたんだけど、そんなことなかったわ。
場面変わってチャッキー人形のCMがやってる。3種類のおしゃべりをするらしい。子供が欲しがってるんだけど、値段的に買えないっていう家があるのよ。そしたらなんと怪しい行商人が安く売ってたのよね。箱がだいぶ汚れてるけど、チャッキー人形が家に来たわ。
ところが人形がどうやら勝手に動き回っているらしい。いつのまにか子供部屋から抜け出して9時のニュースを見たりとかしている。姿を見せないカメラワークでチャッキー人形が歩き回ってるわ。まさか…と言うところで、電話がジャーンと鳴るのよ。この演出も素晴らしい。この時子供の面倒見ていたの叔母だったらしいんだけども、窓から転落して死んでしまったわ。現場の足跡はチャッキー人形がつけたが、もちろん信じてもらえるわけもなく…。この作品は意外にも日本人好みのじわじわ系ホラー。
そのあとも出先で歩き回ってガス爆発を起こしたりとか、どうも変なことが続く。母親が人形の箱を確認したら、中から電池が出てきた。つまり電池が入っていないはずなのよね。でもチャッキー人形は喋っていたのよ。ここから人形の背中の電池の蓋を確認するところが最高ね。
とうとう正体を表したわ人形が。母親は正体を調べるためにおもちゃ屋を回ったりする。警察の男もそれに同行してくれるようになって、冒頭でおもちゃ屋に追い詰められて死んだ犯罪者だと判明。そいつの知り合いのまじない師がいて、人形に命が芽生え始めてるから心臓を狙えと言われたわ。さらに、人形から生身の人間に魂を移そうと企んでいるらしい。それが初めて会話した人間、つまり息子なわけよ。ただ、まじない師の存在を押し通せるほどのパワーはこの作品には無い…。
人形が男の子を狙って、自宅へ戻る際のエレベーターのカメラワークがとってもよかったわね。小ささも恐ろしさも迫ってくるぞ感も現れててよかったわ。最後は自宅で戦って、暖炉で燃やして終了かと思いきや、まだ襲ってくる。扉越しにナイフを突き立てたりしてくるやり口がすばしこい人形らしくて秀逸。
拳銃で頭や手を飛ばしてもそれでも動いてくる。最後にようやく心臓を撃つことができて、血を吹きながら、チャッキー人形が倒れたわ。最後に男の子が何回も振り返って、母親に手を引かれながら部屋を後にした。まだまだ不穏なことを予期させる終わり方でこれもまた良かったわね。
特に前半が良かったわ。パワーのある演出で落雷とかしてて良かったんだけど、なんか後半いまいち失速した感じね。怖いものを突き止めるのから逃げ回るほうに転換するからかな。やっぱりチャッキー人形が正体を表すまでが1番怖いポイントになるんだよね。それでもカメラワークもテンポも作風に噛み合っていて、良作(★★★☆)相当のものだと思うわ。ごきげんよう〜
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