パディントンは1作目を見たことあるのよ(未レビュー、良作判定)。作品全体を優しい雰囲気で作り上げていて、パディントンのキャラクターがすごく魅力的だったのを覚えてるわ。その優しさの救いがもたらされるかどうかが評価のポイントね。結論から言うとまぁ、お子さんの洋画デビューに最適ですね(他人事)って感じの映画ね。
ルーシーおばさんが行方不明になって、おばさんを探しに行く話なんだよね。それで老グマホームの職員から話を聞いて、なんかルミロックって言う遺跡を目指していく話になった。黄金郷につながっているらしい。それで目的地に着くまでトラブルがあって黄金郷に到達したら黄金とはオレンジのことでそこにたくさんクマがいたのよ。それでおばさんが保護されてて再会でき、また元の生活に戻って終了よ。
そこに至るまでにハンター親子がいて船を出してくれるんだけど中身のあるキャラクターじゃないから全然魅力的じゃないのよね。他の映画にもこういうのいっぱいいそうで差別化できてないのよ。宝を追い求めるだけが個性ってあんた…。そうすると悪い化学反応が起きるんだけど、パディントンの癒しのカリスマがそれほど力を発揮しなくなる。確か1作目では様々な背景を持つキャラクターと交流してたからパディントンも引き立ってたはずなのよ。
パディントンというキャラクターは単独で活躍できるほど強力じゃないということが浮き彫りになったわ。そうなるとただペルーに旅行に行っただけの映画になっちゃうのよ。
なんかフラグ(遠吠えとか巣立ちとか)を序盤で立てて回収しようという作りだから雑ではないのはわかるのよ、ただキャラクター作り込み不足によりセリフや展開の密度が大幅に足りないのよ大人が満足するには。テンポはかろうじて良いくらい。間を埋めるように子供の絵本チックなアニメーションで盛り上げてるのはわかるわ。
パディントンが世話になってるブラウン一家も個性がなくてこの物語のために設定された属性で動いてるみたいで残念だわ。パディントン自身も物語を牽引できるタイプではなくハプニングを起こさなきゃならないのよね。そのためには映画内で起こるハプニングの質も高めてほしい。一作目では無知由来の間違いで暴走して笑わせてくれたけど今作はなんかつまずいたり引っかかったりしてるだけ。
総じてこれは大人が見るもんじゃないわね。アニメーションはよくできてて徹底的に蹴落とすほどの映画でもないから普通の映画(★★☆☆)ね。こういうツッコミどころもなく普通というのがレビューで一番困るわ。ごきげんよう〜
