荒木飛呂彦もおすすめのホラー映画なんだけど、ミストと似てるわね。脅威だらけの世の中に生きている人間がどうなっていくかを描いてる系だわ。
世の中は血液を通して凶暴化するウィルスが蔓延してるのよね。主人公は病院で目覚めたんだけれども、街の中に誰もいないのよ。それで凶暴化した感染者に襲われていたんだけれども男女に保護される。とにかく傷口や粘膜から感染者の血液が入ろうもんなら終わりなんだよね。せっかく助けてくれた男性が襲われた結果感染の疑いありということで、女性(セリーナ)が容赦なく殺すのよ。命の恩人がいきなりこんなことになっちゃって、この後どう展開していくのかなというのは楽しみなところ。
電飾が付いているマンションを見つけて、そこに行って父娘(フランクとハンナ)と出会う。きっと足手まといになるってセリーナが言うんだけれども、とりあえず一緒に行動することに。ラジオの電波をたどって、どうやら軍隊がいるらしい場所に助けを求めに行くことに。途中で車がパンクして、感染者が迫ってくる様子が影であらわされるのはとても緊迫感があってよかったわ。
主人公は途中で個人行動を取って、その時に子供の感染者に出くわして殺したのよ。そのあと幼いハンナを映すという罪の意識を掻き立てるカメラワークが光る。結局軍隊の基地に着いたんだけれども、フランクが感染してしまい、やむを得ず殺害しなければならなくなる。そこに軍隊が出てきて射殺したわけなんだけれども、3人は保護される。
ただ、この軍隊ってなんか態度が悪かったり、なんかいろいろ乱れてる感じがあって不穏なのよね。そしたらやっぱり閉鎖環境でおかしくなっていて、男だらけの軍隊の中に女性をあてがって…みたいないわゆる女性に失礼系の企みが明らかになる。囚われたセリーナとハンナを助けるために主人公が奮闘するが、1度は基地の外に追い出され殺されかける。その時に飛行機が飛んでいるのを見た。どうやら国外はまだ大丈夫そうだ。
そんで基地の外でサイレンを鳴らして、軍隊をおびき寄せて感染者をけしかけて次々と倒していった。さらに、基地の中に実験用としてとらわれていた感染者の鎖を解き放つことによって最後の1人まで葬って3人で脱出、しばらく小屋で生活した後に飛行機に見えるようにSOSサインを出して無事助かって終了よ。
これを見てみて、こういう追い詰められた人間が何を考えて過ごしてるか系の話は私にとってそんなに興味がないということがわかったわ。ただ、それを持ってしても表現が優れている部分もあったし、これは総じて良作(★★★☆)と言っていいかなと思うわ。それと同時に極限状況下での人間の振る舞いと言う興味のない題材で魅せたミストの傑作ぶりが浮き彫りになったわ。ごきげんよう〜
