ステキな4コマ

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荒削りのシンチー作品「0061 北京より愛をこめて!?」

なんか貴重な恐竜の頭蓋骨が盗まれたというところから話が始まる。ロボコップのパロディが現れて強奪していくのよね。映画には007のパロディがふんだんに散りばめられているが、そのパロディの元になるシリーズ(ゴールドフィンガー)を私は見ていない。しかし特に問題もない。

0061/北京より愛をこめて!?

主人公は包丁使いの男で、エージェント業務に復帰するようお呼びがかかるのよね。このお呼びを伝えに来た俳優がさっそくシンチー映画特有の個性派で出オチとなる。包丁でまな板を破壊するというパワーのあるシーンでこのあとのハチャメチャを予期させる。

早速司令を受けた主人公はレイという女性パートナーと待ち合わせるが、このレイは主人公を殺すために用意されていた。組織も上層まで腐り切ってたわけね。エージェントの秘密道具は靴から髭剃りからあらゆるものがドライヤー。ともに死線をくぐるうちに2人の間には恋愛感情が芽生えるというお約束の展開。ちなみにレイへの指令はトイレの蓋を開けたところにあるモニターからなされるが、今までの展開を見ていた視聴者はもはや何も驚かないことだろう。

個人的ハイライトは主人公が死刑になるところね。みんな縄で縛られてて銃殺刑。そしたら主人公の隣にこの道30年の武道の達人が捕らわれていたのよ。そんで撃たれそうになったらそれっぽい強そうなアクションで脱出し空を渡り始めたわ。そこをミサイルで撃ち落とされて終了よ。なんだったんだあれは。チャウ・シンチーらしいナンセンスだわ。少林サッカーのダンスシーンに通ずるものがあるわ。何か始まりそうで何も始まらないのよね。

結局主人公は金で執行官を買収して窮地を切り抜けたのよ。そしてあのロボコップのパロディと最終決戦になったわ。その前にもおっぱいミサイルとかとんでもないのが出てたけど、結局戦いに勝利してレイとも結ばれて終了よ。

まだまだだいぶ荒削りのシンチー映画だわね。本編のテンポを損なうようなギャグとか、まだナンセンスが映画と調和していない、かといって独立して面白いレベルに達していないのよね。これは「人魚姫」のような人にお勧めできるタイプの映画ではなく、1人家で酒やジュースを飲みながらソファで寝っ転がって見たら最高なやつだわ。今までに見たことのないパワーのある映画なことは確かよ。総じてこれはシンチー映画として普通の映画(★★☆☆)だわね。ごきげんよう〜

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