ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

古代オリエント博物館「古代ガラスの3つの軌跡」 参戦レポ

今回は、池袋サンシャインに入っている博物館へ行ってきたわ。古代オリエントとは、ヨーロッパから見て朝日が登る方角らしい。古代オリエントは巨大十字路で、みんな便利でそこ通るから画期的な文化がやりとりされたらしい。そのお宝を展示してるのよね。今回はガラスの話だった。

黒曜石

最初は石器の展示から始まるんだけど、黒曜石が特に鋭く削れるから価値があったらしい。てっきり見た目が良いからかと思ってたけど違うのね。石器を触ってみようのコーナーもあるんだけど、係の人が削った石器なのかしら。触ってもいいくらいには貴重ではない石器なのね。

さわれる石器

今回のハイライトは穴が2つある土器ね。なんで出口がわざわざ2つあるのよ。内側に仕切りとかもないのよ覗いたけど。謎だわ。あと花の模様が投げやり。2つの出口がガッツリ作ってあるのに花が雑すぎるだろ。この時代から花のイラストってこんな形だったんだなあと感心するわ。

穴2つの土器

ロゼッタストーン(複製)はデカくて迫力があったわ。3カ国同時通訳で同じことが書かれているらしい。あとハンムラビ法典(複製)もあったわ。ほんとに遺跡って感じて人の身長より高い。目には目とかいうんだけどそんなに簡単なルールではなかったらしい。

ロゼッタストーン

次の展示からガラスが始まる。小さなガラスの壺とかがありがたそうにガラスケースの中に独立して入ってるのよ。ヘレニズム期にこんなこと試したんだなというガラスの装飾性の証拠になってることが貴重なんだそうな。こういう壺を「ほー」とか言いながら見るのが楽しいのよね。

ありがたそうに展示してある壺

あとこのガラスの目とかも見て「ほー」ってなったわ。いかにもエジプトチックなお宝で素晴らしい。

ガラスの目とか

あとこのガラスのお椀は、ばーちゃん家でイチゴが載って出てきそうだから撮ったわ。下の模様が規則的に並んでるけど工業生産じゃないからズレてるのよね。でもだいたいヘレニズム期からイチゴの器は存在してたんだと思うと感慨深いわ。

いちごの器似の器

この瓶がそうだったかは忘れたけど、壺型のものはコアガラス技法で作られてるのね。壺の内側の空洞部分に粘土とか獣糞とかでコアをつくってその表面をガラスで覆う技術らしい。出来上がったら中のコアを掻き出すと。

コアガラス技法で作られたかもしれない壺

この壺(中央)は実用性もないしトゲも中途半端でお世辞にも美しいとは言えないけど、これを手作業で作るのはとても難しく、複製した現代作家はとても苦労したそう。なるほどなあ。

復元の難しい壺

さらに時代が進むと装飾的な意図が強くなってきて、ガラスの器とかの実用性からかけ離れていくのね。最後の方の展示は、死者に持たせたガラスの宝石とかの展示だった。あと瑠璃とか書いてあるんだけど、古代中国ではガラスのことを瑠璃と呼んだそうなのよ。特に青いガラス製品ね。このへんは撮影不可だったわ。瑠璃の壺みたいなのが綺麗だったわね。

展示を終えて売店に行くと、関智一のギルガメシュ叙事詩朗読CDとかが売ってたわ。ガラスの壺のアクリルスタンドとか、ロゼッタストーンネックレスとか、まな板くらいのサイズのロゼッタストーンとか売ってたわ。1時間半あれば十分見回って楽しめるボリュームだわね。かなりサンシャインではマイナーな場所のようで空いてるのも好感触。展示が入れ替わったらまた来るわ。ごきげんよう〜

aom-tokyo.com