ステキな4コマ

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血圧下げた甲斐があった「ロボコップ2」

ロボコップと切り離せないのがバイオレンス・グロテスク表現なんだけど、今回は相対的におとなしめ。一般邦画を25、一般洋画を50、ロボコップ1を100としたらロボコップ2は75といったところ。血圧には影響するレベルだわ。

ロボコップ2 (字幕版)

デトロイトで警察がストをするという絶望の真っ只中ロボコップが頑張ってるんだけど、最近はヌークという麻薬が流通していた。ロボコップは1の終盤で見せた自分の人格とロボットとの揺らぎを見せて、この切なさとバイオレンスのバランスが絶妙。

ロボコップがヌーク関連の一味を追い詰めるが逆にバラバラにされて返されてしまう。無事に新しいトラウマができたわこのシーンで

今回ヌークの件に加えてオムニ社がデトロイトの乗っ取りを計画しているという2軸で展開する。その中でオムニに都合の良い、新しいロボコップを作る構想が出ていて、研究者のクソババアが「犯罪者をベースにしてはどうか」などと言い始める

ヌーク組織の長であるケインを逮捕したところ、クソババアがケインを死亡扱いにしてさっさとロボコップ2号のベースにしてしまったわ。個人的ハイライトはその手術シーンね。小道具が(グロテスク方面に)大変凝ってて、カメラワークも秀逸(絶望)、こんな気合の入れ方しなくていいからと思ったわ。1とは監督が違うからバイオレンスの方向性も違うのよね。このシーンで血圧がおかしくなったわ。

最後に、オムニのプレゼンでロボコップ2がお披露目されるが、ケイン(ヤク中)をベースにしているためヌークを欲しがる。そんな中現れたロボコップとの戦いが始まるんだけど、2体ともそんなに速く動けないから犠牲者をたくさん出す破壊破壊の重いアクションで見応えがあったわ。ヌークで気を引いた隙にロボコップが2 号の頭部から脳と脊椎を引き抜いて破壊したことで終了よ。

オムニ社は2号の一切の責任をクソババアに押し付けるとのことで、ちゃんとクソババアも報いを受けてよかったわ。ロボコップの最後のセリフ「我々は所詮人間だ」というのも前作踏襲ね。いつかマーフィーに戻る日が来るのだろうか…。

1ほどの破壊力はないものの、新監督もロボコップに求められるものや性質をよく理解して撮影したのだと感じたわ。バイオレンスや恐怖を盛り上げるバリエーション豊かなカメラワーク、良好なテンポ、そしてロボコップを存在せしめるパワー、総じて満足だわ。血圧下げた甲斐があるってもんよ。前作(傑作判定)との相対評価でこれは良作★★★☆ね。ごきげんよう〜

↓前作

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ロボコップ2 (字幕版)

ロボコップ2 (字幕版)

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