ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

配役ミスってるわよ「コラテラル・ダメージ」

CIAを狙ったコロンビア人のテロが起こったのよ。それによってシュワちゃんの妻と息子が巻き込まれて亡くなったのよね。

コラテラル・ダメージ (字幕版)

その件がニュースにもなったがコロンビア寄りのコメンテーターが「これはコラテラル・ダメージです」って言ったのよ。目的のためのやむを得ない犠牲みたいな意味合いね。それを聞いたシュワちゃんが激昂して放送局に殴り込み、「ならばこれもコラテラル・ダメージだ」とか言って机の上の書類とかを薙ぎ倒し始めるのよ。正直やることが大人しくて、これをシュワちゃんがやるとダサいなと思っちゃったわ。配役ミスってるわよ。

そこからシュワちゃんはこの事件について徹底的に調べ始め、あらゆるコネクションを使って敵のボスのもとへ乗り込むのよ。その時の筋肉とかは素晴らしいんだけどあまり意味のあるシーンではないから中途半端なのよね

途中で襲われていた母と息子を助けたことで縁ができるが、なんとボスの妻と息子だったのね。とりあえず一緒に脱出して安全な場所まで来て、夫を説得するように働きかける。妻は表向きは協力してたんだけどわりと思想ヤバめに染まっててダメだったわ(雑)。息子のおもちゃで息子ごとテロしようとしたのよ。なので最後は戦って倒して息子は保護されて終了よ。

映画としてはちゃんと作ろうとしてることがカメラワークから伝わるんだけど良作というほどのそれではない。そしてやはり配役ミスも大きいわね。シュワちゃんを起用するならシュワちゃんを中心とした筋肉ミラクルを視聴者は期待するのに、現実的なテロに翻弄されるマッチョな市民という半端な位置付けではがっかりだわ。コラテラル・ダメージという映画とシュワちゃんが悪い化学反応を起こしている。これは普通の映画ね。ごきげんよう〜

コラテラル・ダメージ (字幕版)

コラテラル・ダメージ (字幕版)

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