かつてクラスのヒーローだったカルヴィンはうだつの上がらない会計士に、いじめられっ子のロビーは見違えるような逞しい肉体を携えCIAになったのよね。
いじめられっ子はボブと名前を変えてカルヴィンにFacebook友だち申請をしてくる。そこから唐突に音の出るおもしろ動画を無邪気に送りつけてきたりとなかなか危うさを予期させる。ボブはかつて自分を助けてくれたカルヴィンをヒーローと仰ぎとても親しげにコミュニケーションしてくる。このあたりのジョークや下ネタのリズムが大変小気味よく、コメディの世界へ没頭させてくれる。
この映画は、CIAの話と、同窓会での過去の自分の受け入れの2軸があるのよね。CIAのほうは、ボブが解読して欲しいとカルヴィンに依頼したオークションの番号?からはじまる。ボブはそしてカルヴィン家に泊まってったんだけどCIAが捕まえにきてカメラが外れた次の瞬間にベッドから消えているという神出鬼没さを見せる。これがピュアな少年のような振る舞いと打って変わって謎を呼ぶわね。
もう話に乗ってしまったというカルヴィンはボブとともに追われる身となる。確かにボブは戦力的にも申し分ないし、親友として守ってくれるが本当に信用して大丈夫だろうか?という謎がある。
どうやら「黒アナグマ」をみんな追っていて、それぞれがお互いを黒アナグマだというもんだからわけがわからない。妻を間接に人質に取られたカルヴィンは泣く泣くボブをCIAに差し出すが、ボブは拷問を受けてしまう。やはり拷問をしているCIAの女性が怪しくなり、とにかくボブを連れて逃げ出した。
最終的に暗号はボブの死んだはずの相棒が狙ってて、2人で連携して撃退、CIAのただ拷問が好きだっただけの味方のおばさんに手渡した。最後は同窓会に2人揃って出席し、ボブは過去のいじめを精算するために自身の裸を披露して、旧名ロビーでのコールを受け拍手喝采を浴びて終了よ。そのあとカルヴィンもCIAに転職してまた2人一緒ね。
ストーリーやアクションは特別なものではないんだけど、それでも見てしまうのはコメディと噛み合った軽快なテンポとカメラワーク、そして何より主人公2人のキャラクターが大きいわね。あとそのキャラクターと噛み合ったパワーのある展開で、多少のことはどうでも良くなってくるわ。ストーリーは「THE END」となったが、この2人ならCIA編を作るだけでまた楽しくなりそうだ。
なんかメインの暗号の部分が尻すぼみ気味だったのが惜しいから傑作とは言えないけど、これはリラックスしてみられる良作だと思うわ。気づいたのは私ドウェインジョンソンも結構好きなんだわということ。ごきげんよう〜
