保護観察下にあったパパが大きなヤマがあると言うことで泥棒へ行くのよね。泥棒に行く前に娘(ヒロイン)にネックレスをプレゼントした。
ベニスのどっかで金庫を盗むと言うミッションで、爆薬で床をその形に正確にくり抜いて船で運ぶと見せかけてその場の水底で鍵開けする。パパが鍵開け担当。そうすると金塊がいっぱい出てくるんだよね。なんか踊り子が刻印されてたわ。
その後、チームの中で最も自発性がなさそうなやつが実は裏切っていて、金塊を奪われた挙句パパが殺されてしまう。チームメイトの青年が主人公となって、復讐に乗り出すこととなる。
ある日主人公がヒロインを誘いに来て、鍵開けの担当としてチームに引き入れた。チームには各分野のプロが揃っている(みんなパパと一緒に裏切られた)。爆弾のエキスパート、プログラミングのエキスパート、運転のエキスパートとそれぞれメンバーがいる。
裏切ったやつの豪邸にヒロインがテレビ修理業者として潜入して、金庫のありかと型を測定することになった。最初は何かチームメイトから「女なんて」みたいに言われてたんだけれども、今回の潜入のおかげで「勇気がある」と評されることとなる。
そいつがヒロインを口説いてきたから、「これはいける」という感じだった。しかし、デートの時にヒロインがパパの口癖を喋ってしまったせいで、その娘とばれてしまう。張り込んでた全員すごすごと帰ってきたんだけども、このあと裏切ったやつが挑発的な移動計画を開始する。なんかヘリが出るのと、金塊が装甲車に入ってて3つのうちのトラックのどれかが本物なのよ。
信号を操作することで車を誘導して、映画序盤と同じ手で金庫をトラックごと地下鉄の線路上まで落としたわ。それを開錠して、金塊を車(ミニ)に積んで地上へ登ってカーチェイスする。最終的に裏切ったやつが追いつくが、なぜか1人で来たので返り討ちにあった。ヒロインがそいつを殴ってパパの復讐を果たしたことで物語は終了。もう目的は金じゃないのよね。
各エキスパートに活躍の場もそれぞれあるんだけれども、なんだか薄味なんだよね物語とキャラクターが。ちょっと残念だったわ。たぶん物語に都合の良いキャラクターを作って動かしたせいだと思う。目的第一の作りでもいいんだけど、それで夢中にさせるほどの画づくりでもななったなあ。悪いやつもあまり賢くなくて小物っぽいところが問題だわ。
出来も悪くはないんだけれども、印象にも残らないと言うことで、非常に薄味。これは普通の映画かなあ。ごきげんよう〜
