ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

運動音痴 ズンバを体験する

どこからどう見ても「明らかに運動してません」というのが私なんだけど、そんな私にズンバをやる機会が巡ってきた。会場は六本木のキューバンバー。練習生は10人ちょいくらい。

ドイツから帰国したという先生はとてもはつらつとしており、ラテン由来の明るくて元気なパワーを感じる。ズンバ好きが昂じてインストラクターになられたらしく、世界中の生徒さんがオンラインで参加してきた。逆にこれから私の変なズンバも世界中にブロードキャストされるのかと思うとこれはこれで面白い気持ちだわ

会場はバーなので、カウンターの手前にやや広いスペースがあって、そこでみんなで踊る。部屋は鏡張りで、多くのラテン系ダンス教室がここで開かれるらしい。

さっそく一定のリズムの曲(雑)がかかり出してスタート。手をくるくる回したり右に2歩ステップしたりと様々な動きがある。私はというと手始めに右手と右足が同時に出るのは当然として、みんなから一拍遅れたり逆回転をする有様。しかしながらズンバは、体がまったく思うように動かないところも含めて面白い。リズムは続いていくのでどんどん次の動きに移り変わって動くことが楽しいわ。

左手と左足が同時に出る練習生

特に印象に残ったのはサルサ特有の足の複雑なステップと、最後に2倍速になるサンバだった。振り付けが激しいが半端に遅いよりは高速がやりやすい。カラオケのバラードが難しい理論と一緒だわ。

とにかく体のデカい私は、他の練習生さんの足だけは踏まないようにしていた。ドカンドカン動いていると視界の外でオーナーが静かにイスごと退避する気配が聞こえた。あとケツをカウンターの椅子にぶつけるなどした。

ラストに向けて盛り上がっていき、先生の「お店壊さないでね~!」の掛け声で激しく踊る。結局一時間ほど踊って汗だくに。先生はなんと、あんな激しいトレーニングの間もずっと声を出しながら踊っていたのである。すごすぎるわ。

終わった後に他の練習生さんとも話すと、全くの未経験もいるがすでに先生の横で踊れるくらいの経験者の方もいて、ズンバの知名度とポテンシャルを再認識したわ。名実ともにいい汗をかいて会場を後にし、帰路につくのであった。ゴルフが一段落したらズンバを習い始めようかと考えている私であった。ごきげんよう~