長期休暇恒例のディズニー地味作セレクト。ギリシャ神話の話なんだけど、かなり分かりやすい。特にシリアスな話とコメディな演出のバランスが良い。怪力の神として生まれたヘラクレスは、ハデスの策略によって人間になってしまうのよね。神の世界で両親と暮らすためには真の勇者にならないといけない。
【主要人物】
・ヘラクレス
・ハデス
・メグ
・フィル(コーチ)
話で特に魅力的なのは、コーチと弟子という少年漫画の王道の構成。次に、かなり大人の女性であるヒロインとの恋愛。しかもハデスの部下というのが燃えるわ。少年漫画の構成については、旅のパートナーとして真の勇者になるべく奮闘するのよね。人助けをしてゆく分かりやすい構成。この作品で外せないのはヒロイン・メグの存在。ディズニーのヒロインとしては結構珍しい、大人で色気のある女性。当初は悪役として登場することも相まって、ヘラクレスの坊や感と良い対比になっている。そんな2人は惹かれ合うわけよね。
ところが、ハデスが開放したタイタンが目覚めた真っ只中でメグを人質にとられ、ヘラクレスは力を奪われることとなる。かなり不利な状況でもロープで足止めをしたりとできる範囲で工夫して戦っていたので危機感や臨場感がある。
倒れた柱にメグが巻き込まれたことでハデスの「決して傷つけない」という取引が無効になり、力を取り戻したヘラクレス。メグを助け出すものの死亡してしまうのよ。これは個人的にかなり珍しいと思ったわ。ヘラクレスはハデスの案内で死者の世界に入り、自分の命を投げ出して他者を救う覚悟から神として目覚めたのよ。そこから無傷でメグを救い出す。
両親のいる神の世界へ戻ったが、より素晴らしいものを見つけたヘラクレスは人間として過ごすことを選択して物語は終わりよ。めっちゃ良かったわ。個人的にはノートルダムの鐘(良作判定)と同じベクトルで面白かった。ストーリーはかなり大人向けの面白さ。
コメディ部分は悪役であるハデスとその周辺が担っていて話が過剰に重くならないが、しっかり見せ場が重く作られているのが良いバランス。他のディズニー作品や現実世界のパロディも入っていて、かなり全体的に明るいのもポイント。話や展開もシンプルなのに練られており、やはりディズニーは手を抜かない、これは良作だわ。人におすすめするレベルよ。ごきげんよう~
![ヘラクレス [DVD] ヘラクレス [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51JbDT1ZE9L._SL500_.jpg)