その晩、私はうなぎの弁当に舌鼓をうっていたのよ。そしてうなぎの80%を食い尽くした頃、喉に小骨がチクチクしてきた。どうせ食べりゃ押し出しだろと思ってたんだけど押し出されなかったのよね。
ずっと魚の小骨が喉にいる。これはいわゆる魚の小骨を喉につまらせたという状態ではないか。まさかそんな年寄りがやるようなことを私がやるとは。喉のどのへんにつまらせたか確認すべくアホみたいに大口開けて拡大鏡使ってのぞいたわ。そこからは流石に見えないところに落ちてしまったようだ。
水を飲んでもだめで、つばを飲み込んでも痛むのよね(軽いけど)。このへんでググったら「程度によっては手術が必要かもしれない」とか書いてあり、私の恐怖は最高潮よついさっきまでうなぎ食べてたのに。
とりあえず母と電話してうなぎの小骨の話をしているうちに、あくびをしたらつかえがとれた。小骨がなくなったかもしれない!でもこれは私の願望かもしれない。でもあくびしたらどっか行ったみたい。
そのあと骨が取れたらしい私は安心してほかの魚の骨に話を展開。ちなみに鯛の骨は固くてあぶないらしい。あんなにおめでたいのに。おめでたくて味もいいんだから食べやすさも備えてるべきよね。こういう魚の骨をなくす研究をしているいけすが世の中にありそうだわ。
そんで安心して寝ようと思ったらもちろん喉が痛みだすのよ。骨が残ってたんだわ。そのまま寝たけど朝起きても痛い。朝食も痛い。そこで近所の耳鼻咽喉科へ行ったわ。小児科もある病院なんだけど、そんなほほえましいところに私一人。診察の結果、麻酔が必要らしい。舌根というところに骨がはさまっているのだとか。

麻酔の吸入器で煙まみれになっている私の向かいの壁にはポケモンとかアンパンマンとかが張り付いてたわ。衝立の向こうでは「あっという間におわったー!」っていうよその子どもの無邪気な声よ。私はこれからだから(絶望)。
「舌を持っててください」って言われて大至急舌を持ってたら早すぎたらしく「舌をガーゼで包むからまだ大丈夫ですよ」と言われたわ。舌をもって「れ~~~」って言ってる間にピンセットで取ってもらえた。持ち帰りますかって言われたけど断ったわ。美容院か!
一番のサプライズは会計よね。5000円(仮)するのよ。レシート見たら「手術」ってところに印がついてたわ。私の人生初の手術は魚の小骨摘出だったのね。あのうなぎの弁当は実質ブログのネタつきで6000円ってことになったわ。それにしても魚の骨ってほんとに大騒ぎになるから、今まで以上によく噛んで食べようと思わされたわ。ごきげんよう~