ステキな4コマ

毎日更新。映画感想と日記の日替わり(ネタバレあり)。

ある意味衝撃的なエンディングだった「修羅がゆく(1、2)」

Amazon Primeからもうすぐ削除されそうだって言うことで見てみたのよ。まぁ跡目争いのヤクザ映画ね。カメラワークはヤクザの顔を映すっていうシンプルなもので、哀川翔が主演してる。

修羅がゆく


さすがやくざモノと言うだけあって、緊張感があるわ全体的に。それから人が話しているところでも意味のある余白をとって、なんとなく心証を引き立てるような感じがあるわ。テンポも良い。

跡目争いで罪を無実の罪を擦りつけられて、新宿に逃げるって言う話なんだよね。人のふんどしで相撲を取るタイプのやつが黒幕でなかなか尻尾を出さない。叔父貴っていうのも出てきていたんだけれども、一緒に戦ってくれるのかと思ったら1人で突っ込んでってなんか海に転落してたわ。

いよいよ最終決戦だというところで、残りが5分ぐらいしかないわけよ。だから相当斬新な終わり方するんだろうなと思って見てたら、スタッフロール流れ出してんのね。ほんで右下に「映倫」って書いてあるし、ほんとに映画なんだよなあこれっていうの確認したわ。仕方ないから2も一緒に見たわ。そしたら2って人気で2になったんじゃなくて2話目の2なのね。

そしたらなんと2でも決着がつかなくて、伊豆の方で何かやってて終わったわ。別の組を傘下に加えて、けじめの指10本ぐらい出してたりして、あとヒロインとかが死んでた(雑)。情けない組長が出てくるとかいろいろ変化球もあって、それはそれで楽しめる。しかしこの争いはシリーズが続く限り永遠に続くから。軽く7作くらいはあったぞこれ。これだけ見ることもできないから、一旦これで終わりとしたわ。

やっぱりやくざ映画というとことで、久々に新鮮だったのもあって、割と面白く見たわ。それで言うと2作まとめて良作と言ってよいかな。こんなにシンプルなストーリーなのに終わりまで人を引きつける力があるからね。ごきげんよう~