久々のミュージカル映画。自分で視聴を開始しておいて言うのもなんだけれども、この人らいきなり歌い出すのよ。なんか私が映画の世界に没入する前にいきなり歌い出したから、この人らは残り1時間39分ずっとスベり倒すのかしらと思ったわ。
【主要人物】
・主人公
・事業パートナーみたいな男
ストーリーとしては素晴らしいショーをやるためにパパが邁進する話ね。4人家族の父親がユニークな人を集めて、フリークショーみたいなのをやったのよね。そこから事業パートナーみたいな男を獲得して一緒にやっていく。やがてお金持ちに向けて商売を始めるために有名な歌手と合流したんだが、それでスキャンダルになってしまって、あげく地域の連中と乱闘になってサーカス小屋は火災になる。妻の誤解を解いて立ち直って、事業パートナーの貯金とタダ同然の土地で再起に成功し、パートナーに事業を譲り渡して、家庭に入って、子供たちの成長を見届けるところで終了よ。
ミュージカルを挟むだけあってテンポはいいんだが、間の取り方が良いとは言えない。たとえば歌を始める前に少し言い出すとか前説みたいなのがあるじゃない普通は。それがなくていきなり歌い始めるもんだから私びっくりしたわよ。そうなると歌詞や動きとかだけで気持ちが伝わるかという問題になる。実際伝わってないから問題が起きてるのよ。
ミュージカルの作品だから、カメラワークはミュージカルに合わせたものになっていて、そこは動きがあって退屈しないんだけれども、人物の心情描写を怠りすぎてる気がするわ。なのでリズムが良いだけの映画になってしまっている。このバランスだと登場人物はミュージカルに都合よく設計され過ぎで人間味がないのよ。
たとえばフリークショーのシーンで、その人の持てるべき個性は全て何かいいですよみたいなメッセージ(雑)を届けるのはいいんだけれども、フリークショーのメンバーの背景を掘り下げられているのがほとんどないから、実態が伴わないんだよね歌に。これが綺麗事じゃないと視聴者に信じさせて欲しいわ。そんなわけで、ミュージカル映画で最も大切なメッセージがちゃんと伝わらない恐れがある普通の映画だわね。残念ながらスベり倒してたわわりと。ごきげんよう〜
