まぁ、不良が出てくるのよね。この映画の特徴としては芸術性に特化していてテンポが悪いという、2001年宇宙の旅方式ね。3倍速で見たわ。
テンポの他にも耐え難い要素があって、やはり序盤ね。不良が暴れてる様子をただただ見せられるという感じで、おまけに性的な要素もあって、なおかつテンポも悪いとなったら、割と地獄のような時間だったのよ私にとっては。
ジョジョを読んでいた私としてはオレンジ爆弾出てこねーなと思いながら見ていたわ。結局不良の1人が逮捕されて、怪しい治療を試す被験者となって、治療が成功した暁には世間に解き放たれると言うことになった。
その治療というのが、暴力や性的な事柄と第九を聞いたら吐き気を催すと言うものになっている。家に戻ってきたらそいつの部屋下宿人に貸してて、行くところを失って苦しんでいるところが見られたのは良かったわ。
最終的にこの不良は第九の鳴り響く部屋に閉じ込められると言う復讐を受けるんだけれども、飛び降りた後に搬送されてなぜか政治的に利用されていたわ。何がどう政治的に利用されるんだかよくわからんが。
私は娯楽として映画を見るからあんまり芸術性だけ出されても困るのよね。だから私に言わせりゃなんか何もわかんなくて得るものもない映画(雑)だった。絶望的なテンポにくわえて内容をほとんど理解できなかったという点でもいわゆるダメな映画ね。修行と思って見たわ。ごきげんよう〜
