ChatGPTが提案してきた冬らしい映画。ただ、FALLを見た私はどうせ山の映画なんて勝手に登ってんのに降りられないよ~っていうバカをきれいな風景やスリルある映像で誤魔化してるんでしょ(超過激派)と思っていた。そこを覆すかどうかがポイントになりそう。
実際見てみると、エベレストを目指す人もそうだが、登山案内する人たちのドキュメンタリーと言った感じだった。登頂させるというビジネスでやってるわけね。でもロープがないとかなんか変なミスばっかりしてるわ。あとから見ると、これ実在の事件だったらしい。
ハイライトは、一人一人がなぜエベレストに登るか話すシーン。これ聞いてほんとにタチが悪いと思ったわエベレスト。絶対大変なんだけど登りたいみたいな感じでなんとしても集まってくんのね山に。
エベレスト登頂を果たすまでのカメラワークや、冒険と人間関係のバランスはそこそこだったと思う。色や大きさ(人との対比)、山の難しさなどについても映像でよく表現できていた気がする。
ただ、登頂後に画面が暗くなって嵐が来てからはもう何が起こってるのかもよくわからない。そこから結局降りられなくて死んだりしているみたいだ。なんやかんや救助ヘリがとんで、その後「多くの死人が出ました」みたいな感じで写真とともに紹介されて終わりよ。私からすれば左様でございますかって感じだわ。
結局私の言う通りになったじゃんか!思ったより死にましたみたいな映画ね。エベレスト登頂前までの部分については悪くない一方で、単なる山登り映画のテンプレを覆すパワーもなく、まあこれは普通の映画ね。ごきげんよう〜