父が怪しげな商人からモグワイ(魔怪の中国語読み)という動物を買ってきたのよ。大事な3つの決まり事があって、夜に食事を与えない、水を与えない、日光にさらさない。
【主要人物】
・主人公
・モグワイ(グレムリン)
主人公がさっそく水につけて増やしちゃって、夜にエサ食べてサナギになって孵化(グレムリン)して、そのあとYMCAっていう秀樹みたいなプールに入ってドンドン増えちゃって街で悪さするのよ。
一番おもしろかったのはグレムリンが増殖する前までだわ。どうなるんだろうみたいな不安をあおるのがうまい。誤って増やした5匹くらいの個体が不良みたいな感じで早速不穏なのよ。先生んとこにも1匹持ってって見てもらってたんだが、先生の横に脳みその模型が置いてあるのがまた不穏よね。そしてサナギもかなり不穏なカメラワークで映している。
ひとたび恐ろしい孵化が起こってしまえばあとは大騒ぎパニックになるだけ。なのでそれほど興味をそそられず、どっかで日光にあてて殺すんだろ(雑)というくらいだった。唯一主人公になついてたモグワイだけは無事残っていて終盤に助けてくれて、すごくスピルバーグ味を感じる。
今回のハイライトは、映画館に籠城するグレムリン達。白雪姫(ディズニーのガチ映像)見て、ハイホーのところでえらい盛り上がってんのよまだ白雪姫出てないのに。結局連中を爆薬で仕留めて、のがした最後の一匹をおもちゃ屋で倒して、なついてたモグワイは商人に回収されて完了よ。
というわけでまさに、家電製品に不調をもたらす昔からの伝承:グレムリンの話だったわ。真・女神転生にも出てたわ。全体的にちょっとダークでしたねって感じ。実は当初かなりダークに設計しようとしたらしく、ヒロインの父がクリスマスに煙突の中で死んでましたっていう壮絶な話やグレムリンがチェーンソーで襲ってきたところに片鱗があるのかもわからん。
映画の後半に興味をそそられなかったということで、これは普通の映画ね。なんちゅうかモグワイは日本で言うところのモンチッチに似てるマスコットだわね。ごきげんよう~