立川志らく1回しか見たことのない私が予備知識無しで参戦。志の彦の落語は良い意味でクセがない、ナチュラルな印象。テンポはゆっくり目。後述の人柄の良さがこの語りにも現れているのかなと感じる。まずは、わけのわからん新作(師匠談)を披露。
続いてなんと、サプライズで師匠・立川志の輔が登場!「偶然通りかかったので」と言いながらバッチリ着物。志の輔といえば宮城県家庭教師ネットワークのCMで子供時代におなじみだ。師匠・立川談志の話題や、落語家が増えすぎて将来客が1人もいなくなるという話ののち、落語は水がめを値切って買うやつ(雑)を披露。やはりさすがの間の取り方である。
最後に志の彦が再登場し「よそう…また夢になるといけねえ」でおなじみの演目を披露。この演目はぎゅわんぶらあ自己中心派で見たから知ってる(麻雀の漫画)!志の彦の落語は、抑揚が強まるとますます引き立ちそうに感じる。具体的にはアディーレ法律事務所CMのやつくらいか。あと、演目が2つとも男女の掛け合いだったから、志の輔みたいな男同士のやつも見たかったところ。
最後に師匠と2人で舞台に上がり、志の輔いわく「年明けには嬉しい報告ができそう」とのこと。経験はもちろん、弟弟子たちや演奏家の支援を受ける人柄と、自発的に落語会を催す積極性もポイントのようだ。
一通り終わって、影響を受けやすい私は早速「落語家って楽しそうだなあ」とか思うんだけれども、落語家はずっと正座をしていなければいけないのが大変そうなことに気づき、考え直したわ。ごきげんよう~