【ネタバレ注意】謎のウイルスで人類が死に絶えたかに見えるが、抗体を持つウィル・スミスが生き残り、血清を作るべく研究に勤しむ話。あらすじは面白そうなんだが、これいわゆるゾンビものだったわ。感染者が凶暴化して襲ってくるのね。最後の方はいっぱい出てきてゾンビパニックみたいになってた。
ほんで最後の部屋(実験室)に追い詰められるんだけれども、タイミングよく血清が完成していたので、抗体を持つ母子(途中で出会った)に託してウィル・スミスは爆死する。ウィル・スミスが爆弾持っているあたりでもう感動的なBGMが流れ出してて、これで終わりかよって思ったわ。
物語の間に、避難する前の妻と娘との交流が少しずつ描かれるんだけれども、最後のほうになってきて2人は避難するまもなく亡くなってたという、視聴者にとっては大したことでは無い情報がハンパに出たわ。知りたい情報は、なんでウィル・スミスが抗体を持ってるのかとか、そういう伏線回収よね。
題材からして科学方面か孤独方面に特化するんじゃないかと期待したが、どっちも中途半端だった。あと暗闇からゾンビが襲ってくるんだけど無駄にカメラワークを頑張ろうとしてて、暗くてよく見えないのにこんなとこだけ頑張ってどーすんのとは思った。さらにゾンビたちが出る時わりとビックリ系だったわ(憤怒)。ビックリ系とかこの世のどこに需要あるんだよ(過激派)。
これダメな映画ね。この映画のハイライトとして、とにかく「間」が悪い(長すぎる)シーンがあるわ。気絶した自分を救助してくれた母子と台所で出くわして驚き、警戒を解いて銃をおろすまでの時間が想像の3倍くらい長かった。さすがにもう安全と分かるだろ!ごきげんよう~