【ネタバレ注意】ペンキ屋でバイトしてる兄ちゃんがディスコに通って踊ってるんだが、結果としてサタデーナイトフィーバーから足を洗う話。
【主要人物】
・トニー
・子分ども
・問題のある女(ヒロイン)
「ダンスがただ左右に揺れるだけだった時代(雑)に画期的な踊りだったので映画が流行った」という鑑賞のヒントを母からもらっていた私。ダンスの話ではあるが、ダンス以外のシーンには何かしらの問題があるうえに下品なもんだから「ちょっとこれほんとに流行ったの!?」ってなったわ。酒とクスリと女の話じゃん!トニーの家庭にも問題がある。
ストーリーとしては、問題のある地区でペンキ屋のバイトをしてるトニー(ダンスはうまい)が夜にディスコでダンスしてて、いい女を見つけたが冷たくあしらわれ、しつこく迫ってダンスパートナーになって次第に親密になって…という話。いろいろと交流の過程で新しいことを知ったりするのだが、もちろんこんな映画だもんで女にもわりと問題がある。
子分どもももちろんアホ揃いでさらにクスリまでやるもんだからすんごいパーになって手の施しようがない。なんかよくわからないうちに終盤で一人勝手に橋から転落して死んでて「こいつらどうしようもないわ(至極当然)」ということでトニーは見限るんだけどなんでこのタイミングでようやくその事に気づけたのかがよくわかんないのよね。
物語の目的としてはダンスコンテストに出るために腕を磨いてきたんだけど、そのコンテストっていつものディスコでやってるやつだったわ。つまりこれ町民大会ってことじゃんか。まあ時代が時代だからなあ。結局町民大会で優勝したが、実力のあるプエルトリコ人チームに差別が行われてるとしてトニーはこの町を見限ったようだ。
最後にその問題のある女といっしょに隣町で暮らしていくつもりのようである。ただ、別に愛し合ってない男が女の部屋に居たりしてすんごい問題だったわ。あと橋渡った先はどうせいつもの問題ある地区だぞ。
これもまあ当時を知れたという意味では歴史的価値があるか…。とはいえ普通の映画かなあ。「ぼくらの七日間戦争」と同じくらい(最近こればっかり)。ごきげんよう~