ステキな4コマ

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タバスコ無効の先公どもに防戦一方「ぼくらの七日間戦争」

【ネタバレ注意】昭和です。マイルドな男塾と言って差し支えないスパルタ中学校に嫌気が差した子どもたちが籠城し、教師を迎え撃つ話。

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【主要人物】
・ガキンチョども
・先公ども

序盤、私は登場人物の把握ができなくて苦労していた。その中で1番印象に残ったのは「中国のピザ」という、ごっこ遊び特有の文言。人の名前ですらなかったわ。籠城した子供らは皆でカレーライスを作って食べようとしたところ、なんかカレーに関係ない話題で揉め出してたわ。あと、アイハラくんという子が陽気に飛び降りて要らぬ怪我をしていた。

そんな籠城現場にいよいよ教師突入。「不純異性交友」という言葉を久しぶりに聞いた。追い返しても警察を伴って再度突入してくる。戦車や花火で撃退し、最後はド派手な花火が打ち上がって終了。ケツに花火の直撃喰らってた警察官がいるのを私は見逃さなかった。

花火ケツ直撃の瞬間

あのあと学校に戻ったらしく「次は国会議事堂だ!」で締めくくる。戦車を操縦できる中学生に目が行きがちだが、それ以上にこの映画の先公どもは恐ろしい。序盤で目にタバスコを浴びても全くしみない上に校長でさえ中学生並みに足が速い。おびき寄せてネットで捕らえるくらいしか対策がないんだろう実際。

見どころは暴力教師迫真の暴力。序盤のナチュラル暴力でこの学校がいかに危ないかを視聴者に知らしめて、突入時は死人が出そうな雰囲気を出し複数人を相手に本気で子供を叩いてたわ。これでタバスコも効かないんでしょ(畏怖)

当時の時代背景(買い物袋は紙袋)を知れるし雰囲気がワクワクするんだけど普通の作品ね(インディペンデンス・デイよりはちょっと上)。歴史的価値のほうがありそう。ところどころで曲が掛かるんだけど、ずいぶん澄み渡るボーカルだと思ってたらTMNetworkだったわ。ごきげんよう〜

↓引き合いに出されたインディペンデンス・デイの話

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